雑誌で頻繁に特集が組まれるほど、人気の旅行先となった台湾。魅力的な観光スポットや美味しいグルメ、そして親日の地元住民…と、良いところだらけの国ですよね。

そんな台湾の定番観光スポットといえば、九份や台北101、夜市などですが、実は他にも魅力的なスポットがあるのを知っていますか?それは「淡水(たんすい)」というエリアです。

ここでは淡水の魅力をご紹介し、併せて、淡水を存分に楽しめるおすすめの歩き方をお伝えしたいと思います!

淡水ってどんな街?

淡水は、台湾の首都・台北市から電車で40分ほどの距離に位置する新北市(しんぺいし)にある地区です。かつては港町として栄えていましたが、現在は景観が素晴らしい地域として、台湾を代表する名所にまで発展しました。

特に、淡水に流れる台湾三大河川の1つ「淡水河」で見られる日の入りが絶景であると有名です。そんな淡水は、しばし「イタリアのヴェネチアに似ている」と評されることもあります。

淡水の魅力は、異国情緒あふれる街並みが広がっているところ。観光客や地元住民で賑やかな都会・台北市とは雰囲気が異なり、自然があって、どこかヨーロッパのとある街に来たかのような雰囲気があるのです。

というのも、淡水はかつてスペイン人やオランダ人により占領されており、ヨーロッパ人が領事館や商館などを建設した歴史があるからです。

その後、淡水は日本によっても統治されましたが、これらの建設物は観光資源として発展し、街全体の景観も含めて多くの人々に愛されるまでになったのです。

おすすめの歩き方

異国情緒あふれる淡水には、魅力的なスポットがたくさんあります。今回は、私が淡水に行って感じた、おすすめの歩き方をご紹介したいと思います。もし淡水に行く機会があれば、参考にして頂けると嬉しいです。

史跡を巡る

先ほど触れたように、淡水には領事館などの歴史的建造物が多くあります。これらの建造物の外観は古きヨーロッパを思わせ、とても趣があります。

紅毛城

たとえば、スペイン人が要塞として建設した後にイギリス領事館になった「紅毛城(こうもうじょう)」や税関事務所であった「小白宮(リトル・ホワイトハウス)」では、スペイン人やオランダ人に占領されていた淡水はどのような時代を送っていたかを学ぶことができます。

この2つは無料で入ることができるので、おすすめです。特に、紅毛城から眺める淡水の風景は美しいですよ!

河沿いを散歩する

海沿い

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海外のトレンドとグルメに敏感なWebライター。ニューヨークとトロントへの留学経験があります。BLAIRでは、留学の体験談や話題のグルメ・観光情報などを発信していきたいと思います!