海外留学の楽しみの1つに「他の国の人たちと友達になる」ことが挙げられますよね。

今までずっと日本で過ごしてきた人にとっては、異国の人とコミュニケーションをとれば刺激になりますし、視野を広げる良いきっかけにもなります。

せっかくできた外国人の友達とは疎遠になることなく、ずっと友人関係を築いていきたいものですよね。そこで今回は、留学先でも帰国してからも、外国人の友達とうまく付き合うポイントを解説したいと思います。

相手の国の文化や考え方を尊重する

世界には190近くの国があり、それぞれの国で文化や考え方があります。当然、日本と違う部分がたくさんあります。外国人と友達になると、この点に気づく機会が多くあるでしょう。

まずはその相手の国の文化や考え方などを理解し、尊重するようにしましょう。少し違和感を覚えても怒ったりせず、「なぜそう考えるのか?」など理由を訊いて柔軟性を持って接することが大切です。

しかし、ここで相手を受け入れるだけになってしまっても、よくありません。無理して相手に合わせても疲れてしまいます。

相手も違う国の人と友達になっているのは分かっているはずですから、お互いに尊敬の気持ちを持って接するようにしましょう。

自分の国の文化や習慣を押し付けない

先ほど解説した「相手の国の文化や考え方を尊重する」と重なる部分もあるのですが、「自分の国の文化や習慣を押し付けない」ことも大切です。

以前私がニューヨークに留学していたとき、語学学校で台湾人女性と友達になりました。最初は普通に付き合えたのですが、日が経つにつれて彼女の言動に違和感を覚えるようになりました。

というのも、彼女は私に毎日電話するように強要してきたのです。電話をしないと「なぜ電話をしないの?」と激怒され…。私が「なぜ毎日電話をしないといけないの?」と訊いても、「友達なのに、なぜそんな嫌な言い方をするの?」と返されるばかり…。

不快感を覚えた私は、クラスメイトの他の台湾人女性にこの話をしたところ、どうやら台湾人女性は、友達になると毎日電話で話をする習慣があるようでした。

このことを知らなかった私は、その友達に日本ではこのような習慣がないことを伝えました。そして同時に、外国人の友達と付き合うときは、母国の文化や習慣を押し付けないようにしようと思ったのです。

国によって友達との付き合い方も異なりますから、場合によっては不快に感じたり、反対に相手を不快にさせていたりするかもしれません。

外国人と友達になったら、母国の文化や習慣などは強要しないようにしましょう。お互いの文化や習慣について最初に話しておくと、トラブルを回避できると思います。

意見をはっきり言う

私たち日本人は特に、あまり自分の意見を持たずに周りに合わせて行動することが多いですよね。つまり、ちょっと「あいまいな」言動をしてしまうことが多いのです。

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海外のトレンドとグルメに敏感なWebライター。ニューヨークとトロントへの留学経験があります。BLAIRでは、留学の体験談や話題のグルメ・観光情報などを発信していきたいと思います!