フランス人の友人たちとレストランに行くと、料理にかかっているソースの味の感想をよく述べています。バゲットでお皿に残ったソースも拭って食べています。サラダにかけるドレッシングでも同じことが言えます。
野菜を切っただけのサラダに日本のゴマドレッシングをかけたところ、このドレッシングはどこで買ったんだ?と必ずサラダよりもドレッシングのことを聞いてきます。
野菜スティックに味噌やワサビなど、日本の調味料を使ったソースを添えるだけで日本食だ!と喜んでくれます。
甘ければいい!
大吟醸や純米酒、ウィスキーなど日本のお酒はフランスでもすっかり知れ渡っています。ただお値段とフランス人たちの喜び度が比例するかというとそうでもありません。
日本酒は人によって好き嫌いが分かれます。むしろ日本酒大好き!吟醸と大吟醸の味の違いが分かるフランス人に未だ出会ったことがありません。
アサヒやキリンといった日本のビールもこちらでも買えますが、フランスのビールが有名なブルターニュ地方のものや近隣国ベルギーやドイツのビールの方が人気です。
そこでオススメしたいのは甘いお酒。男女問わず甘いものが大好きなフランス人、デザートや食前酒としてもってこいです。梅酒やゆず酒など、甘みがしっかりと感じられるお酒はフランス人たちも大好きです。
いかがでしたでしょうか。よほどの日本通でない限りフランス人たちが喜ぶ日本食は定番のものが多いです。
紹介する方としては彼らが知らないものを、珍しいものを、と張り切ってしまうのですが、その場合かなりの確率で残念な結果になってしまいます。
今回お伝えした点を意識して、相手の好みを知ってから珍しい日本食を紹介してもいいかもしれませんね。
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