アメリカ人は表現がストレートで、レディーファーストで、彼氏にするとすごい大事にしてくれそうなイメージがありますよね。

恋愛系の海外ドラマや、映画を見ているとこんなアメリカ人の彼氏がほしい!って思ったことがある人も少なくないはず。でもアメリカ人の恋愛ってストレートで分かりやすいように見えて、実際はとても複雑だったりします。

今回はそんな海外ドラマや映画のワンシーンだけでは伝わってこない、アメリカ人のややこしい恋愛事情について説明していきます。

アメリカに告白というものは存在しない

アメリカや欧米諸国では、日本のようにカップルになるために告白するという流れがないというのは聞いたことがある人も多いかと思います。

2人で過ごす時間が増えたり、キスやそれ以上の関係になったりと、日本人ではカップルのようなことをしていても、アメリカではカップルではないなんてことは普通にあります。

そのため、自分は相手のことがとても好きでカップルになりたいと思っていても、相手が自分たちの関係をなかなかオフィシャルにしてくれず悩む人もたくさんいます。

正式にカップルになったと言えるのは、彼の友人にガールフレンドと紹介された時、家族に紹介された時などです。どっちつかずな状態が嫌な人は自分から私たち付き合ってるのかな?と聞いてみるのもアリです。

デーティング期間で相手を見極める

告白というものが存在しないため、アメリカ人にとってカップルになる前の「デーティング」という期間はとても重要なもの。

デーティングはお試し期間であり、人によって差はありますが、2人で出かけたり、キスをしたりと恋人がするようなことを実際に行い、デートを重ね、相手との相性を確認する仮恋人期間のようなものです。

また、デーティング期間は1人の相手とデートする期間ではなく、複数の異性とデートするのが普通。特に強い恋愛感情がなくても、相手のことがちょっとでも気になればとりあえずデートに誘ってみます。この期間の間に何人の相手とデートに行っても浮気ということにはなりません。

カップルになってもI love youは簡単には言わない!?

デーティング期間を経て、やっと正式にカップルになれても、まだその先には問題が待っています。それは、どちらが先に「I love you」を言うかということ。

アメリカ人は感情表現がストレートで、I love youなんてお互い毎日のように言っていそうなのに、1番最初に彼氏彼女どっちがI love youを言うかというのは結構重要なことのようです。