パリの街を歩けば交差点ごとにあるといっても過言ではないほど、至る所にカフェがあります。
パリのカフェと聞けば、ユニフォーム姿が絵になるバーテンダーやテラス席でお喋りをするフランス人たち、映画に登場するようなシーンをイメージするのではないでしょうか。
そんなパリのカフェ事情が近頃少し変わり始めてきています。今回はそんな変わりゆくパリのカフェ事情をお伝えしていきます。
アンチ!なカフェ
2012年にパリに一号店を構えて以来、徐々に人気が出てきているanticafe(アンティカフェ)。日本のインターネットカフェに近い存在で、飲み物の代金ではなくそこで過ごした時間でお会計をする仕組みになっています。
1時間5ユーロで飲み物は飲み放題、ビスケットやチップスなどスナック類も食べ放題です。追加料金を払えばネットのページを印刷やコピーすることも可能です。観光でパリを訪れている方は地図やネットチケットを印刷できるので嬉しいサービスではないでしょうか。
ワイファイを繋げばインターネットが使い放題とあり、観光客の方からオフィスワーカーまで様々な人がいます。実際仕事で使う場合、テーブル席を予約することもできます。
このお店で驚くべきことは、持参した他の店舗の食べ物や飲み物も店内で飲食できる点です。普通なら他店の飲食品は禁止だと思うのですが、こちらでは問題ありません。
パリ市内に5店舗お店を構え、ルーブル美術館の近くや中心地シャトレの近くとアクセスにも便利なので、観光の合間にこちらで一休みするのもオススメです。
猫カフェ
日本発祥?と紹介されているパリ市内の猫カフェ。その名の通り猫と一緒に過ごせることができます。こちらでは店内滞在時間、プラスオーダーした飲食物でお会計をするシステムです。
カップルや子供連れのファミリー層に人気のようです。平日はそうでもありませんが、週末となると店内は多くのフランス人で賑わいます。
夏場になるとフランス人の片手にはコレ!

パリ市内にはヨーロッパ最大級の中華街があります。またルーブル美術館とオペラ座の間には、有名な日本人街もあります。
その界隈では、タピオカドリンクのカフェやテイクアウト専門店がたくさんあり、フランス人たちはそれぞれお気に入りのお店があるほど、タピオカドリンクを愛飲しています。
特に夏場になると、タピオカドリンク片手に街を歩くフランス人の多いことと言ったらありません。
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