私が最初に海外ドラマを見始めたのは英語の勉強のためではなく、単なる趣味、娯楽の1つでした。何気なくレンタルショップに行き、面白そうなドラマや映画を借りて毎日のように見ていました。

しかしある日、これって英語勉強に使えるのでは?ただひたすら参考書を広げて勉強するより絶対いい!と思い海外ドラマをたくさん見るようになりました。

そこで今回は私が実際に楽しみながら、継続して出来る英語の勉強法、海外ドラマを利用して勉強するメリットをご紹介します。

ネイティヴのリアルな英会話を勉強することができる

日本では中学校、もしくは小学校から英語の授業があり、長年勉強しているはずなのに、実際英語でコミュニケーションを取れたり、海外で仕事ができたりする英語力のある人はごくわずか。また、英検やTOEICで高得点を取っていても英語が聞き取れない、喋れない人も多いです。

それは日本で勉強する英語は基本的に受験英語だったり、ネイティヴが使うリアルな英語とは少しずれた英語を勉強していることが多いからです。

私も受験の時に難しい単語をたくさん覚えましたが、アメリカではほぼ使ったことのないものも多く、覚える必要があったのかな?というようなことも多々。

それに対し海外ドラマでは英語圏で実際によく使われる単語、フレーズ、スラングなど日本で学ぶのが難しいリアルな英語を知り、学ぶことができます。

見ているうちにこのフレーズよく使うな、この単語ってこういう意味でも使われるのかなど気付くようになり、それらを自分で書き留めたり、単語帳を作ることでリアルな英語を効率よく勉強することができます。

空いた時間を利用して少しずつ、毎日継続して見れる

英語の勉強に海外ドラマがいいなら映画もいいんじゃないの?と思う人もいるかと思います。

もちろん映画も英語の勉強にとても役に立ちますが、映画は1本見るのに2時間近くかかるものがほとんど。時間に余裕があればいいのですが、いくら好きでも毎日映画を見るのは結構負担になってくるかと思います。

それに対し、ドラマは1話およそ20−40分程度で見れるので、学校や仕事の空いた時間、寝る前の30分などを利用して見ることができます。

毎日少しだけでも、反復的に英語に触れることで、次第に脳や耳が英語に慣れていきます。英語の勉強は毎日少しずつ、コツコツと継続して勉強することがとても大切です。

海外の文化の勉強にもなる

海外ドラマは英語の勉強のみならず、海外の文化を知るのにもとても役立ちます。留学や仕事をするために海外に住んだ時に多くの人が困惑するのが言語の壁以上に文化の違いです。

海外ドラマを見ていると文化、服装、食事など海外の習慣を事前に知ることができ、カルチャーショックを和らげたり、うっかり海外でやりがちなマナー違反や無礼なことを防いだりするのに役に立ちます。