冬の季節が近づいてきて、肌の乾燥を心配する人も多いのではないでしょうか?
乾燥肌を防ぐため、化粧水をたっぷりお肌に染み込ませて、乳液、美容液、ナイトクリームと、いくつかのスキンケア商品を使用している女性は多いとおもいます。
むしろ、日本では結構普通ですよね?最近は、化粧水の前につけるブースターも登場し、お肌のお手入れアイテムは増える一方。
でもちょっと待ってください!そのスキンケア方法、正しいのでしょうか?今回は、海外の女性のスキンケア方法と比べながら、私たち日本人のスキンケアについて考えていきたいと思います。
海外では化粧水は見かけない!?

日本や韓国などの東アジアを除く国々では、「保湿化粧水」というものを目にすることがありません。ドラッグストアやデパートのコスメ売り場にいっても売っていないのです。
海外の女性はそもそも「化粧水」を使わず、日本でいうところの乳液「モイスチャライザー」を洗顔後お肌に。日本では、一般的に化粧水はお肌に水分を与える大事なスキンケアの過程の一つだと言われていますが・・。
それでも、海外の女性の肌は特にガサガサと乾燥しているわけでもないですよね。一体どういうことなのでしょうか?これはDNA的な肌の違いなのでしょうか?

日本式お手入れは敏感肌の元だった!?
2011年にロレアルグループが行った世界の女性の肌の調査。「美肌」のイメージに対する意識調査が行われました。
この調査で分かったのは、それぞれの国の女性の「美肌」に対する考え方。日本人にとっての「美肌」とは、追い詰める「理想」。日本人の女性は、美肌を手にいれるには日々の努力が必要だと考えます。
一方でアメリカ人女性にとっての美肌とは、「チャレンジ」であり「強さ」。そしてフランス人女性にとっては「リラックス」。と、国によって女性の美肌への意識は様々です。そして、この美肌への意識がお肌のお手入れ方法にも違いとなって出てきます。
日本人女性のスキンケアはフランス人女性と比べ、とても複雑。いろいろなアイテムを段階をおって肌につけていきます。一方でフランス女性はクレンジングと保湿だけといった、とてもシンプルなケア方法。
そこでロレアルグループは、日本人女性の行う複雑なスキンケアステップをフランス人女性に1か月間行ってもらいました。
そして、日本人女性にも同様に、フランス人女性のシンプルなスキンケア方法を1か月間試してもらいました。その結果、1か月後にはフランス人女性は敏感肌になり、日本人女性の敏感肌は改善されました。
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