代表的なところでは、イギリス皇室のウィリアム王子の21歳のお誕生日。この年の彼の誕生日にはウィンザー城でプライベートパーティーが行われ、多くのセレブリティが集まり、そのファッションやパーティーの様子に多くのメディアが注目しました。
パーティーをする人もしない人も、21歳の誕生日は、より成熟した大人として再び自覚する日。ひとつの文化的習慣としてのお祝いになっているようです。
違った文化・習慣はおもしろい
祝日を設けない個々でお祝いするイギリスの成人の日ですが、「大人であることを自覚する」と言う意味では、2度するお祝いも悪くない習慣ですね。
私もはじめイギリスに来た際には子供の誕生日でもあるまいし、一見中途半端に思える「18、21」というバースデーの飾り付けに思わず首をかしげることがありましたが、意味がわかってからは習慣の違いって面白いなと思ったものです。
もしも皆さんがイギリスでこの数字が印されたお祝いの飾りつけをレストランやご近所で見かけたときは、「なるほどね~」とそっと納得していただければと思います。
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