4.紅茶の入れ方が細か過ぎ
イギリス人の紅茶の好みは本当に多岐にわたっています。
「色が少しつく程度の薄めでお願い」という妙な注文もあれば、「ミルクだけ」「ミルクに砂糖3杯」「濃い目にミルクちょっと」など紅茶の注文については各自こだわりがあります。
家族や友人ならそれでもいいのですが、イギリスでは家に来る補修業者や庭師など、訪れる人に必ず「紅茶はいかが?」と薦める習慣があり、入れ方の好みは「なんでもいいです」と言う人はまずいません。
自分好みの紅茶に対する意志表示の細かさに毎回感心しつつ、「面倒くさっ」と感じることもしばしばです。
5.クリスマスに情熱を傾け過ぎ
夏が終わる頃にはすでにクリスマスのCMが始まり、ハロウィーンと同時期にツリーの飾り付けやクリスマスギフトが並び始めるイギリス。
クリスマス当日のパブやレストランの予約は1年前からする方もいて、半年前にはもう予約でいっぱいという店も多く、早々から予約の争奪戦が繰り広げられます。
さらに時期が近づくと、サンタやトナカイのデザインが施された”ダサ可愛い”クリスマスセーターを子どもから大人まで、老若男女問わず嬉々として着ます。
日本人が少しだけ苦笑いしてしまうクリスマスの光景です。
それでも「住めば都」
イギリスに住む日本人が共通して感じた日常のイラッすることをまとめてみました。どれも些細なことですが、毎回「出たよ!」と思うことばかりです。
とはいえ諦め気味の医療制度以外は、「住めば都」と言うように、慣れてしまえばサラリと流せることも多いです。
イギリスに住むと「こんなこともあるのか」程度に感じていただければと思います。
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