皮脂の出る量は遺伝による影響が多く、ご家族にオイリー肌の人が多いと、自分もオイリー肌であることがよくあります。この皮脂の分泌は、ホルモンの影響によって過剰になることがあります。

ただ皮脂が多く出るだけなら顔がオイリーになるだけですが、ときに濃厚な皮脂が出ます。皮脂が濃厚だと毛穴を詰まらせやすく、結果にきびを発生させます。

思春期の時期ににきびを経験することが多いのは、この時期にホルモンバランスが大きく変わる成長期だからです。しかし、最近では 50代や60代の人でもにきびを経験する人が多く、大人のホルモンバランスの乱れもにきびを引き起こすと考えられています。

考えられる外的な原因を全て取り除いてもにきびができる場合は、ホルモンによってにきびが発生している可能性がかなり高いです。その場合は、かかりつけのお医者様にホルモンバランスをみてもらうといいです。

体が炎症を起こしやすい状態

先ほども説明しましたが、毛穴が詰まっても必ずしもにきびになるわけではないんです。にきびができるときは、体の免疫が下がっているときが多いです。

体がちょっとしたことで炎症を起こしやすいので、詰まっている毛穴のいくつかがにきびとして現れてきます。生理中や寝不足のときなどににきびが出来やすい理由の一つとして、体が弱っていることが考えられるんです。そんなときは無理をせずによく休むことが大切です。

今回はにきびはどうしてできてしまうのか?について簡単に紹介しました。何か心当たりがあるものはありましたか?

にきびの原因になりそうなことは、私たちの毎日の生活にたくさんあります。ですので、にきびに悩んでいる人は、できることから改善して毛穴が詰まらないように、また炎症を起こさないように気をつけてみましょう。