パリの数あるカフェやサロン・ド・テの中でもひときわ風格がある老舗の一つにAngelina(アンジェリーナ)の名前がよく挙げられます。

シャネル本店の近くにもお店を構え、かつてココ・シャネルが常連さんでよく来ていたそう。そんな歴史あるアンジェリーナを今回はご紹介していきます。

創業1903年!圧巻の店内!

メニュー表

アンジェリーナの本店は観光スポットとして有名なルーブル美術館の近くにあります。創業1903年の歴史を誇る店内は、お茶をする目的でなくても足を運ぶ価値があります。

ただいつも観光客や地元のパリジェンヌたちで賑わうため、お店の前には長い列ができています。

そこでオススメがギャラリーラファイエット本館1階にあるアンジェリーナの支店です。ここほ本店同様とてもラグジュアリーな雰囲気です。

カウンター

イートインをする時間がなくても店頭のショーウィンドウでは、ケーキやお土産用のグッズも売られています。ギャラリーラファイエットでのお買い物ついでに好きなスイーツをテイクアウトをしてホテルで食べることもできますよ。

これナシでは語れない!

ショコラショー

アンジェリーナと聞けば、誰もがすぐに思い浮かべるメニューが二つあります。まず一つ目は『モンブラン』です。

アンジェリーナのモンブランはとにかく栗が濃厚、ずっしりと胃にくる甘さと褒められているのかどうなのか、といった評判が多いですが店員さん曰く、どのシーズンも一番人気のケーキはやはりモンブランだそうです。

モンブランに続いて、もう一つアンジェリーを代表するメニューが『ショコラショー』です。ショコラはフランス語でチョコレート、ショーはホット、温かい、を意味します。

板チョコレートをそのまま溶かしたようなチョコレート感が濃厚なドリンクです。喉が渇いているときはスッキリとした飲み口ではないのでオススメしませんが、チョコレート好きにはたまらないのではないでしょうか。

イートインでこのショコラショーを注文すると、さらに生クリームのトッピングがついてきます。暖かいショコラショーに生クリームを溶かして飲みます。

数年前にこのショコラショーをオーダーしたときはなかったのですが、先日かなり久しぶりにショコラショーをオーダーしてみると、エビアンの小さなボトルのお水が付いてきました。