肌が乾燥するという感覚は、誰もが経験したことがあると思います。冬になると空気が乾燥して肌も乾燥をしがちですよね。

この肌が乾燥するという感覚は、皮脂不足または水分不足によって起こります。実は「私は乾燥肌」と思っている人のほとんどが乾燥肌ではなく、肌の水分不足を起こしています。

肌の乾燥が皮脂が原因なのか、水分が原因なのかによって、対処に使うスキンケアは変わってくるんです。今回は肌の乾燥、皮脂不足、水分不足について詳しく解説していきます。

皮脂不足は本当の乾燥肌

乾燥肌

本当の乾燥肌とは、皮脂の分泌が少ない人のことをいいます。生まれながら、またはホルモンの影響によって皮脂の分泌が非常に少ない人のことをいいます。

肌の毛穴がほとんど見えず、にきびなどもほぼできないのが本当の乾燥肌の人です。一部の白人層の人種に多く、色がとても白い人が多いです。例えば、ニコールキッドマンなどはとても乾燥肌です。

このタイプの肌質の人は、常に油分を肌に足してあげることで肌のいい状態を保つことができます。ちょっとやそっとの保湿では、すぐに乾燥してしまいます。

濃厚なクリーム、またオレイン酸を多く含む種類の植物オイルなどが最も効果的に保湿ができます。

乾燥肌の人はバリア機能も壊れがちです。外的刺激に弱いので、ワセリンやシリコンなどの保護剤を保湿クリームの上に塗ることで長時間保湿を維持することができます。

ほとんどの人は水分不足

水

実はほとんどの人が感じる乾燥は、水分不足からきています。水分不足の人が乾燥肌と勘違いしてこってりとしたクリームやオイルを塗ってしまうと、毛穴が詰まってにきびの原因になってしまうんです。

確かに潤った肌は大切ですが、人それぞれちょうどいい保湿といものがあります。そのため、乾燥しているから乾燥肌とは考えないようにしましょう。

一時的な乾燥感はたいてい水分不足なので、水分補給や水分を足すスキンケアをするといいんです。

水分不足は何から起こる?

肌の水分不足は様々な原因で起こります。例えば次のようなものがあります。