ゴシック様式の大聖堂の代表として有名なケルン大聖堂があるケルンの隣町に、ブリュールという小さな町があります。
そこにも世界遺産があるのです。日本の旅行ガイドブックにはなかなか載っていませんが、一見の価値アリの美しいお城があります。今回はブリュールにある世界遺産のお城とその街を紹介していきます。
世界遺産・アウグストゥスブルグ城

ブリュールの町の行き方は、RB(レギオナールバーンという普通電車)でケルンから15分ほどの場所にある、Brühl(ブリュール)という駅に向かいます。
駅に到着すると、もう出口からすぐにお城が見えるので迷うことはないでしょう。駅を背にまっすぐ歩いて行くとアウグストゥスブルグ城の正面が見えます。
時期によっては中に入れたりしますが、HPに何も載っていなくても、改装工事の為に入れないということもしばしば。特に入らなくても、外から眺めるだけで美しいお城です。
2km歩くとファルケンルスト城というちょっと地味なお城も出てきます。個人的にはアウグストゥスブルグ城を見れば十分だと思います。
お城の中庭が美しい

春から夏にかけて訪れると、季節を感じられる花々が美しく咲いています。ドイツのひまわりは日本より背丈が低いのもたくさんあり、中庭の雰囲気を見出すことなく盛り上げてくれています。
中庭には小さな池があり、アヒルの群がお散歩していたり泳いでいたり、ホッとできる風景が広がっています。
また池の中には小魚がたくさん泳いでいて、ハードスケジュールで旅行をこなしている人には、ぼーっとできる癒しの空気感が広がっています。
ヨーロッパの森の中を歩こう

このお城の周りには森が広がっており、お散歩コースには抜群です。フラフラっと歩いて行くと、また小さな池が出てきたり、リスやアヒルもお散歩していることもあります。
こんな素敵な森の中でプロポーズなんかもいいかもしれないですね。ただ、冬は寒く、風景も寒々しいので、お散歩を楽しみたい人は是非夏に訪れて見てください。
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