肌断食という言葉を聞いたことがありますか?不必要なスキンケアやメイクアップを排除して、肌の力だけで美しい肌を手に入れる、という美容法です。

最近では化粧品に含まれる成分が肌に悪いと話題になっているため、肌断食が注目されるようになってきています。実際肌断食とはどのようなものなのか?について調査をしてみました。

化粧品が肌荒れを起こす原因

化粧品

世の中の女性は、肌荒れや肌の乾燥などにつねに悩まされています。肌断食では、これらは化粧品に含まれる界面活性剤、ポリマー、防腐剤、など美肌以外の目的で入っている成分によるものだと考えられています。

このような成分には肌のバリア機能を壊す可能性があるようです。結果、肌が常に乾燥したり、外的刺激に敏感になってしまうと考えられています。

ですので、何を使っても肌荒れを解消できない人が、すべての化粧品の使用をやめると肌がみるみるきれいになっていくということが起こるようです。

肌断食のやり方

肌断食のやり方はいたって簡単。毎日使っているスキンケアやメイク用品の使用をすべてやめるだけ。顔は洗顔ではなく水で洗います。お金もかからなくなり、最高に経済的な美容法です。

しかし、今まで使っていたスキンケアをやめることで肌はカリカリに乾燥をしてしまいます。そのため、肌断食中でも使えるのが、ワセリンと純石鹸です。

乾燥がひどい時はワセリンを塗って、顔が汚れている時は純石鹸で顔を洗います。ワセリンは肌の保護剤なので、肌の上で肌が乾燥するのを防いでくれます。しかし、保湿や美肌の効果は何もありません。

ですが、肌に浸透など一切しないので、肌断食中でも使えるんです。純石鹸もとてもシンプルな石鹸なので、肌の刺激にはなりません。

肌断食が難しい理由

何も使わないというのは言葉だけでは簡単です。しかし、実際行ってみると肌がどんどん乾燥していく、乾燥による不快感あり、見た目もよくない、メイクでも隠せない、という状況にすぐにおちいります。

家にふだんいる人はそれでも耐えれますが、外に出かけることが多い人にとっては、かなり過酷なんです。

肌断食中でも実はメイクはできます。しかし、ファンデはパウダーのみ、アイメイクやリップは落ちにくいものやウォータープルーフは使えません。

これだけ制限されると、今まで通りのメイクができない人も多々おられるかと思います。