生活するうえで欠かせない、スーパーマーケット。カナダのスーパーはとても大きく、品ぞろえも豊富なので普段生活する分にはほとんど困りませんが、細かいものを見ていくと日本のスーパー違うポイントが多く、日本人が買い物をすると戸惑うことがあります。

そこで今回はカナダのスーパーで感じる戸惑いポイントを、「○○問題」と題して4つ紹介していきたいと思います。

1.鶏肉・卵が高い問題

まず一つ目は、鶏肉や卵の値段が高いという問題です。日本では、鶏肉は牛肉、豚肉と比べても圧倒的に安く、12個入りの卵が200円前後、セール時は100円前後で買うことができますが、カナダではいずれも高級品です。

まずは鶏肉についてみてみましょう。

鶏肉

写真では見づらいかもしれませんが、鶏の胸肉が約800gで$14.23です。11月23日現在、1CAD(カナダドル)は約87円なので、写真右の鶏胸肉は約1240円になります。

地方によって値段は違うものの、日本で鳥胸肉は100gあたり40~60円ほどで買うことができる、肉の中でも最も安い部位。対してカナダでは、100gあたり150円相当に上ります。

同じような感覚でカナダのスーパーで買い物すると、あまりもの値段の違いに躊躇して買えなくなること間違いなしです。

続いては卵についてです。カナダで売られている卵は実に種類豊富で、12個入りで$2~$7まで値段に幅があります。

卵

卵の種類は下記のようなものがあり、下の卵になるほど値段が高い傾向にあります。

  • Classic White →一般的な白い卵
  • Classic Brown →一般的な茶色い卵(栄養価や料理への適合性は白い卵と同じ)
  • Omega-3 Enhanced →亜麻種子を餌に与えられた鶏から撮れた卵で、オメガ3系不飽和脂肪酸を含む。
  • Free Run → 畜舎内を歩き回れる状態で飼育している鶏から採った卵
  • Free Range → 畜舎内だけでなく外も自由に歩き回れる状態で飼育されている鶏の卵

特に鶏の環境などにこだわりのない人であれば$2程度の卵で十分ですが(私はこちら派です)、健康に気を配っている家庭も多く、$7程度もの卵もある程度売れているようです。