乳酸はグリコール酸と同じくAHAのピーリング剤で、肌を剥がす以外に、保水アップや美白の効果もある成分です。日本人にはおすすめの成分の一つです。濃度が高いとこの成分も刺激を感じます。

グリコール酸や乳酸以外にも、りんごから作られるりんご酸(Malic Acid)、葡萄から作られる酒石酸(Tartaric Acid)、アーモンドから作られるマンデル酸(Mandelic Acid)、柑橘果実から作られるクエン酸(Citric Acid)、などがあります。

目次

PHA

PHAはポリヒドロキシ酸(Poly Hydroxy Acid)のことで、AHAの仲間になります。PHAにはピーリングとともに肌の敏感さを抑える効果があります。

成分としては、牛乳から取れるラクトビオン酸(Lactobionic Acid)や砂糖から作られるガラクトース(Galactose)などがあります。AHAが強すぎて使えない人に勧められている成分です。

BHA

BHAはベータヒドロキシ酸(Beta Hydroxy Acid)のことです。有名なのはニキビに使われるサリチル酸(Salicylic Acid)です。

サリチル酸はヤナギやアスピリンから作られる成分です。皮脂の分泌を抑えたり、殺菌をしたり、とピーリング以外にもニキビに効果的な成分のため、よくニキビ化粧品に使われます。

使い心地はAHAよりも肌に優しく使いやすい成分です。

LHA

LHAはリポヒドロキシ酸のことで、サリチル酸から作られる成分なのでBHAに近いです。BHAよりも肌への浸透がよく、肌への刺激が少ない成分です。

最近人気が出ている新しめのピーリング成分です。