高校卒業、進学、就職を経ていれば、高校生のころの価値観がいかに小さく、それぞれの個性を制限していたかを実感することでしょう。

10年も経てば、わたしと友達のあいだの価値観が互いにまったく理解不能になっていても不思議ではありません。

逆にいえば、高校を卒業してから5年、10年と続けて連絡をとり続けられる間柄ならば、共通の価値観によってつながりが保てるということです。

わたしと結婚の知らせを送ってきた友達の仲は、10年前からアップデートされておらず、過去においてきたままになっているだけなのです。

他人への配慮を考えるのは難しいと感じた

もちろん、過去においてきた思い出を大切にすることは大切ですが、それにすがって視点が狭くなってしまうことは避けなくてはいけません。

実際にわたしの知人には、お金がかかる・招待客が各地から来る・招待客が気を使うことから、本人も疲れてしまうことで結婚式を取りやめたという人がいます。

その話を聞いて、結婚式とは呼んだ本人も招待客もかなりの気をつかうということに気づかされました。

なにが他人への配慮なのかはその人の環境に左右されますが、すべての人が納得するように調整するのは難しいのだと感じました。