もうすぐクリスマスですね。街もすっかりクリスマスムードで、歩くだけでワクワクしてしまいます。

クリスマスまでの間、イルミネーションなど色々なイベントが目白押しになりますが、NYには毎年”SantaCon(サンタコン)”というちょっと変わったイベントが開催されていることを知っていますか?今回はこのSantaConについてご紹介したいと思います!

”SantaCon”とは?

サンタクロースの仮装をした人々

SantaConは毎年12月初旬の土曜日に開催される、サンタクロースの衣装を着て街中を歩いたり、バーに飲みに行ったりするイベント。チャリティーイベントとしての顔も持ち、食料支援などを行うNPO団体にSantaConで集まった募金を寄付しているそうです。

SantaCon

私がSantaConを知ったのは、NYに留学していたとき。ニューヨーク公共図書館周辺を歩いていたら、街中がサンタクロースで溢れかえっていたのです。

その光景には、かなりの衝撃を受けました!ハロウィンの仮装パレードのように、周りもとても盛り上がっていましたね。

SantaConの歴史

このSantaCon、発祥の地はサンフランシスコ。1994年に、一種のアート・パフォーマンスとしてサンタクロースの衣装に身を包み、街中を歩きながら遊ぶというイベントが誕生したそうです。一方で、クリスマスが商業化されることに反発するために、SantaConが誕生したという説もあります。

そしてサンフランシスコから始まったSantaConは、シアトルやロサンゼルス、そしてニューヨークとアメリカ中に広まっていき、国民的イベントへと発展しました。

ニューヨークで本格的にSantaConが始まったのは、1998年のこと。

当初は、このイベントの参加者だけがサンタクロースの衣装を着て指定の待ち合わせ場所に集まり、記念撮影を終えたらバーなどに行って飲むというイベントだったそうです。

しかし、近年は人が集まり過ぎたために待ち合わせ場所も増え、SantaCon自体に参加しない人もサンタクロースの仮装をして街中を歩くようなイベントに変わってしまったのだとか。

SantaConの公式ページでの呼びかけや、TwitterなどのSNSの普及により、年々仮装をする人が増えているようですね。

SantaConはNYだけではない!?

このSantaCon、実は日本にも存在していたのを知っていますか?

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海外のトレンドとグルメに敏感なWebライター。ニューヨークとトロントへの留学経験があります。BLAIRでは、留学の体験談や話題のグルメ・観光情報などを発信していきたいと思います!