ウェールズと聞くとサッカーやラグビー好きでなければ、よく知らない方もいるのではないでしょうか。
イギリスの中の小さな国・ウェールズは素晴らしい自然や歴史あるお城、独特な文化が体験できる魅力溢れる国です。今回はそんなウェールズの魅力をご紹介します。
ウェールズってどんなところ?

ご存知のようにイギリスはイングランド・スコットランド・北アイルランド・ウェールズと4つの国に分かれており、ウェールズはイギリス南西部に位置する四国ほどの小さな国。
公用語は英語とウェールズ語で、道路標示や町のいたるところにウェールズ語の表示が見られます。
世界的にもラグビーの強豪国として知られており、ラグビーは国の誇りでありアイデンティティとして受け入れられているところもあります。
それからウェールズの魅力は、なんといっても壮大な自然の素晴らしさ。標高が低く遠くまで見渡せる山々の景観や澄んだ湖、海岸など国土面積の20%が国立公園に指定され、変化に富んだ自然を楽しめるのも大きな魅力でもあるんです。
お城の密度世界一!

小さな国土面積に何百ものお城が残存しており、その密度は世界一のウェールズ。
あのジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルでもあり、世界遺産のカーナヴォン城をはじめ歴史あるお城はウェールズの見所のひとつです。
古代から中世にかけて長い戦いの歴史が続いたウェールズのお城は、権力を誇示する豪華なお城というよりも戦闘用に用いられた要塞のような趣のお城が多いのが特徴。
はるか遠い歴史を垣間見れるお城や、戦闘のすざましさを物語る崩れた城壁、町を敵から守るための城郭は、歴史好きや廃墟好きの方には何とも言い難い魅力に溢れています。
首都カーディフはイギリスで最も社交的な町

カーディフはウェールズが独立してからまだ100年ほどのヨーロッパで最も新しい首都で、ロンドンから電車で約2時間強の場所にあります。