日本とフランス、その文化の違いは大きく、スーパーマーケットへ買い物に行っただけでもその違いは歴然です。

お肉やワイン、チーズの品数の多さとその安さにフランスに暮らし出した当初は驚きました。そんなフランスで生まれ育ったフランス人。

今回は特にパリで生活しているフランス人に焦点を当てて、アンビリーバボーなフランス人たちのアレコレをお伝えしていきます。

公共の交通機関が当たり前に機能していない!

日本の交通機関の素晴らしさは海外でもかなり話題です。先日も1分ほど早く電車が発車したことに関して謝罪した日本の鉄道機関の対応に、フランスに限らず世界のラジオやテレビ局が驚き、褒め称えていました。

パリでは地下鉄やバス、そしてパリ郊外を走る電車と様々な交通機関があります。共通して言えるのはどれも数分、数十分の遅れは日常茶飯事です。

運行中に急に止まり車内で待機させられることも多々あります。地下鉄内では電波もないため、フランス人たちはよく本を鞄の中に持参しており、そういった時に備えています。

大幅遅延だと食べ物が支給される!

お菓子

先日パリを離れ地方に行ったときのことです。出発時刻になっても電車が発車しません。何が原因なのか説明されないまま30分、1時間と時間が経ち、最終的に3時間少し待たされました。

公共交通機関の遅れに慣れているフランス人たちもさすがに焦り始め、電車をキャンセルしてレンタカーしたりと他の手段を探していました。

フランスでは3時間といった大幅な遅延の時は電車代が返金されるだけでなく、写真のようにビスケットや水、パンといった軽い食事がセットになったランチボックスのようなものが無給で支給されます。

フランスらしいと感じたのは、こういった緊急時に支給される食事にもデザートやチーズが付いていることです。

お店のサービスは基本的にないと思え!?

服

日本に帰国するたびにデパートやスーパーマーケットなどでの販売員さんの接客の素晴らしさに感動します。というのもここ、フランスでは日本と比べると店員さんの接客レベルは格段に低いです。

レストランで頼んだメニューが間違えられるのは当たり前。靴を購入した際は片方のサイズが違っていたり、バナナをりんごの値段でレジを打っていたりと考えられないことが起こり得ます。