別れた元カレが荷物を取りにくるというシチュエーションは、復縁を願う女性にとっては再会できるきっかけであり、やりなおせるチャンスと考えるかもしれません。

確かに、ケンカ別れをした後なら荷物を取りに行く来るということすらないでしょう。それだけ心の余裕があり、あなたに対して嫌悪感が強くない状態と言えそうです。

でも、別れて間もないうちに復縁を迫るのは、「しつこい」と思われるなど逆効果になる可能性が高いでしょう。では、元カレが荷物をとりに会いに来るときどのような対応をするのがベストなのでしょうか。

未練のある素振りはみせないこと

元カレが荷物を取りに来るのは、あなたと正式に別れて、自分の荷物を引き上げるためです。顔も見たくない状態であれば荷物どころではないので、あなたに対してそこまでの嫌悪感はないのでしょう。

でも、別れに向かって進んでいる彼を再び振り向かせようとするには、ある程度の時間が必要です。別れた直後にすぐ復縁を迫っても、「懲りていない」「しつこい」などとマイナスの感情を抱かれてしまうでしょう。

一度は「別れ」をきちんと受け入れること、彼の意志を尊重することが大切です。

きれいな別れ方を演出する

彼が荷物を取りに来た時は用件のみを淡々と伝えて、荷物については事務的に対応しましょう。

「いらないものならこっちで処分するから大丈夫だよ」とか「後から何か出てきたら宅急便で送ってあげるよ」などと、普通のトーンで話を進めましょう。

ここで未練のある素振りは見せないことが、後々の二人の関係において大切になります。というのも、きれいな別れ方をすると、思い出は美化され、懐かしむ気持ちになり、悪い印象を持たれずに「元カノ」として大切に想われ続けることができるからです。

泣きついて復縁を迫るなど見苦しいことはしない

大好きな彼が本当に離れていってしまうんだと思うと、感情が爆発してしまって、いてもたってもいられなくなってしまうことがあります。別れると思うと、余計に「好きなのに」と思ってしまうものです。

手に入らないもの、自分から離れていってしまうものを、人は追いかけたくなる習性があります。期間限定、数量限定などの商品が売れるのも、そういった人の心理状態を利用しているものです。

手に入りにくいものは価値が上がるのです。裏を返せば、彼にとってあなたがそういう存在になればよいのです。

泣きついて復縁を迫るというのは自分の心に素直になっている状態かもしれませんが、自分で自分の価値を下げているともいえます。

相手にとっていつでも手に入る、都合のいい女に成り下がってしまう可能性があります。顔で笑って心で泣いて、きれいに別れてあげるのが、彼によい印象を持たれる別れ方と言えます。