パリの冬は長くて寒く、雨もよく降ります。冬の時期は常に曇り模様で、そんなパリの空は『鉛色の空』とも例えられます。今回はそんなパリの長くて厳しい冬の過ごし方をご紹介していきます。
ホットワインで温まる!

なんどもこちらでご紹介させて頂いていますが、とにかくフランス人はワインが大好きです。日曜の昼からでもワインを飲んでいます。
肌寒くなってくると赤ワインにリンゴやオレンジを漬け込み、温めて飲むホットワインを好みます。
このホットワインにさらに身体を温める効果があるシナモンを加えて、カフェや自宅で友人たちとの会話を楽しみながら嗜みます。
この時期になるとホットワインに必要なスパイスが一式セットになって、スーパーマーケットやビオの食品店で販売されています。
シナモンやカルダモンと日本でも手にすることができるスパイスばかりなので、お手頃価格の赤ワインとともに自宅で作られてみてはいかがでしょうか。
間接照明はキャンドルで!

パリの建物は築100年以上のものがざらにあります。そのため水道や電気関係のトラブルが頻繁に起こります。
周りのフランス人たちを見ていると、そういったトラブルの時に備えて準備をしている人が多く、特に冬の時期は温まることもできるため、緊急時以外でもキャンドルをよく利用します。
夜寝る前に暖房や照明を消した後もベッドサイドでキャンドルを灯して、床につきます。ベッドサイドは防災上危険ですが、トイレにキャンドルを置いて一晩中つけている家庭もあります。そのため、日本では見かけないようなサイズの大きな瓶に入ったキャンドルも販売されています。
フランスでは年間を通して可愛いデザインのキャンドルをお手頃価格で購入することができます。今の季節は2018年の新年の数字のキャンドルやサンタクロースや雪だるまなどのキャンドルを多く見かけます。
蜂蜜で体調管理!

肌寒くなると鼻水が出たり咳き込むフランス人が電車やバス内で目立ってきます。
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