フランスは農業大国。各地方で旬の野菜や果物が豊富に収穫できます。パリの街でも各地方から集まった新鮮な野菜や果物を購入することができます。パリっ子たちにとって定番な週末の過ごし方といえばマルシェへの買出しです。
今回は冬のパリのマルシェで購入できる、フランスならではの野菜や果物をご紹介していきます。
ピーナッツ?カボチャ?

日本でも秋冬になるとサツマイモやカボチャなどの芋類が、旬ものとして美味しく食べられる季節になります。
ここフランスでも日本同様、芋類が旬で美味しい時期になります。ただ日本違ってカボチャ一つとっても様々な種類があります。
日本では見たことのないような色や形をしたカボチャたち。あまりの種類の多さに、どれを買えばいいのか分からずマルシェの店員さんに相談したところオススメされたのがこちら。

フランス語でCourge butternut(クルジュ・バターナッツ)と言い、その名の通りピーナッツのような形が特徴です。
よく洗えば皮を剥く必要もなく、調理時間も5分ほど火にかければすぐに柔らかくなります。ナッツのようにねっとりした食感が特徴で、フランス人たちはこれをポタージュにして食べます。
パリのキノコ!?
フランス人はキノコが大好きです。パリのスーパーマーケットでも数多くのキノコが販売されています。Champignon de paris(シャンピニョン・ドゥ・パリ)と言って、『パリのキノコ』を意味する日本のマッシュルームのようなキノコは一年を通して購入することができます。
新鮮なものはよく洗えば、そのまま生で食べることができます。安価で年中手に入り、調理法も簡単なことからパリ市内のカフェやレストランでよくサラダに使われています。
生のものを日本に持ち帰ることはできませんが、乾燥させたタイプのものも売られているので日本へのお土産としてオススメです。
日本のみかんのよう!?

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