世界共通で人気な食べ物といえば、やはり油やお砂糖を使った料理ではないでしょうか。フランス人にも油で揚げたコロッケや天ぷらは人気です。

特に料理名を名指しするほど、大人気な油物料理といえばトンカツです。これも甘辛いトンカツソースが人気の一因で、フランス人は大根おろしやポン酢ではなく、トンカツソースをたっぷりとかけて食べています。

日本酒は苦手でも梅酒なら大丈夫!

梅酒

パリ市内に日本酒専門バーがオープンするなど、どんどんと日本酒の知名度が高まってきているパリですが、まだまだ苦手な人が多いのも現状です。

そこでオススメは梅酒です。アルコール度数が低いためお酒に強くないフランス人からも好評です。甘い梅の味が食前酒としても、食後のデザート感覚としても味わうことができ、食事のシーンを選びません。

冬場の寒い時期はホットワインのように梅酒を温めて出すと大変喜ばれます。

パリではチョーヤの梅酒がアジア系食料品店で手に入ります。ゆず酒など他の果実酒も増えてきましたが、やはりダントツ人気はチョーヤの梅酒です。

グルメなフランス人の友人はこのチョーヤの梅酒にマルシェで買ったプラム(梅)をさらに追加して、自家製のサングリアならぬ梅酒を作っていました。

いかがでしたでしょうか。とにかくフランス人には『甘辛い味』と『ソース』がキーワードです。フランス人に日本食を振る舞う機会があったら、この二点を覚えておかれると役立つかも知れませんね。