もう今年も12月。ドイツの町では至る所でクリスマスの雰囲気が感じられます。
クリスマスマーケットも開かれているし、デパートの中にも駅の中にもクリスマスツリーがあり、アパートの入り口にも小さなツリーがデコレーションされています。
そんなクリスマスが一番大切なドイツではクリスマスをどういう風に過ごすのでしょうか。
子供がプレゼントをもらうのは12月6日
日本の子供はクリスマスプレゼントをもらうのは12月25日の朝にサンタさんがプレゼントを置いていくのが基本だとおもいますが、ドイツでは12月6日にニコラウス(サンタさんの由来だと言われる人)からプレゼントをもらいます。
ニコラウスからは大きなものではなく、チョコレートやクッキー、小さなおもちゃなどを大きな靴下を飾っておくともらえるようです。
スーパーで見かけた男の子は、シュレックの被り物を「昨日ニコラウスにもらったんだ!かっこいいでしょ!」と鼻高々に言っていました。
12月24日はお店が開いている
24日は大体どこのお店も14時くらいまで開けており、クリスマスプレゼントを準備し忘れた人が駆け込みます。
基本的に25日26日は、スーパーやデパート、基本的にお店は全て閉まっているので、たくさん買いだめするファミリーが多いです。
12月25日は家族の日
クリスチャンが多いドイツですが、クリスマスは一年で最も大事なファミリーデーです。
子供が大学生になって遠くに住んでいたとしても、家に帰ってきて、家族や親戚が集まって一緒にクリスマスを祝うのです。
そのためホストする家庭のお母さんは24日からたくさんの料理を仕込まねばならず、クリスマスはなかなか大変なイベントだったりもするのです。
家庭的なお母さんは、チキンの丸焼きだけでなく、付け合わせのポテトサラダやパスタなども全て手作りしてくれます。親戚が多い家庭は、各家庭のお母さん達が料理を持ち寄り、みんなでパーティをするのです。
プレゼントはクリスマスツリーの下に
ドイツ人のほとんどの家庭では本物のモミの木を買い、クリスマスツリーとして飾り付けをします。ドイツではクリスマスプレゼントはその下にたくさん置いていくのです。
プレゼントは一つではなく、ハリボーやチョコレート、文房具やシャンプーなどの日用品から、欲しがっていたバックや靴など色々なものが置かれます。
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