今回は、大人になってからの兄妹喧嘩をどうするか?というお話です。
兄妹だからこそ素直になれなかったり、距離感がわからなかったりするものですよね。その微妙な関係が、大喧嘩に発展する原因にも。
なぜ大人になっても子供みたいな理由で喧嘩してしまうのか、仲直りのヒントをお伝えします。
なぜ大した理由もなく喧嘩する?
大人になってしてしまう兄妹喧嘩は、意外とくだらない理由だったりしませんか?
- 勝手に物を使われた
- 電気やテレビが付けっぱなし
- お気に入りのアイスを勝手に食べられた
- テレビを独占する
自分でも恥ずかしいくらい幼稚な理由なのにも関わらず、他人には怒らないようなことでも、兄妹には感情を抑えきれなくなってしまいますよね。
その原因は、忘れている子供の頃の記憶に原因があるかもしれません。
- 兄や弟だけ親に可愛がられている気がする
- ゲームを独り占めしていた
- 優等生だった姉・妹が家族の中心だった
思い出せなくらいの大した問題ではなかったかもしれませんが、当時の子供の心には大きなダメージが加わっていたのでしょう。その傷が、大人になってから無意識に相手への怒りを高ぶらせているのかもしれません。
「今更」素直になんてなれない
さすがの大人ですから、勝手に物を食べた・なにかをしっぱなしということを、いつまでも根に持つことはないと思います。相手がもう怒っていない、自分も「なんでこんな些細なことで怒ったんだろう」と後悔している場合でも、素直になれない・恥ずかしいという思いが邪魔をします。
また、大人になって仕事やプライベートに忙しいですから、わざわざ面と向かって謝る時間も取りづらいのではないでしょうか。
兄妹とは大人になってもやはり兄妹で、子供心の張り合いが残っているものです。兄妹というのは、常に競争相手でもあるんですね。
- 兄妹だから許せない
- 妹・弟なんだからそっちが謝るべきだ
- 兄・姉の方こそ歳上なんだから謝ってほしい
兄妹という関係が逆に、素直になる・恥ずかしいというプライドを崩すのを許さないんですよね。「素直に謝ったら負けだ」のような感じでしょうか。
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