男友達が失恋したとき、どのような言葉をかけて慰めるのがよいのでしょうか。男女を問わず、失恋をしたときは心穏やかではいられません。

攻撃的になったり、卑屈になったり自棄になったり…、情緒が不安定になるのも無理はありません。想いが通じなかった悲しみや自分を否定された苦しみ…これらの気持ちを少しでも和らげてあげるためにはどうしたらよいのでしょうか。

男女を問わず嬉しい慰め方とは

まずは、相手の状況に合わせて対応してあげるのが第一になります。相手が話したいモードであればとことん聞いてあげる、逆に話もしたくない雰囲気であれば敢えて触れないように距離を保ってあげる…など、相手の望むやり方に合わせてあげることが「思いやり」です。

聞いてほしくてもうまく伝えられないくらい混乱している場合もありますし、まだ誰かの言葉に耳を傾ける余裕がない場合もあります。

慰める側は、おせっかいや押し付けにならないよう、相手がアクションを起こすまでは黙って見守ってあげましょう。

話を聞いてあげる時も、「次の恋があるよ」などと安易に提案したり振った相手の悪口を言ったりすることは要注意です。そういうことは、自分が言うのはよくても人に言われると納得できないものです。

とことん聞き役になってあげることで、相手も自分の正直な気持ちを吐き出すことができ、前に進むきっかけが見えてきます。

「何かあったらいつでも聞くよ」という親身な言葉は、眠れない夜や、考えすぎてしまう孤独な日々の中で、救いの言葉になるのではないでしょうか。

異性ならではの慰め方とは

慰める相手が男友達の場合、女性からみた男友達のよい点を具体的にほめてあげることが効果的です。彼は振られた直後で自信を失っている状態です。異性の友達から、男性としての魅力を褒められたら素直に嬉しいのではないでしょうか。

振られても気丈に振る舞っている姿は男らしくてかっこいいよ!とか、振られて落ち込んでいるのも素直でいいよ!など、まずはありのままの彼を褒めましょう。ポイントはわざとらしくなく、さりげなく、でもしっかりと褒めることです。

髪型を変えたら気づいてくれる、さりげなく会話に入れてくれるような優しさがある場合は「よく気が付いてくれるから女の子は一緒にいて楽しいと思うよ」とか、その逆のような場合は「細かいことを気にせず男性的でいいよ、女の子はお世話したくなると思う」など、あなたからみた彼の性格を「女性の視点」で褒めてあげましょう。

男性は特に、褒められたり頼られたりすることで自信をつけていく面があります。外で活躍する男性には大抵「内助の功」と呼ばれる女性の存在があります。女性が上手に褒め、時にははっぱをかけて男性をやる気にさせる陰の実力者です。

男友達だからこそ恋愛に発展する可能性も

失恋した異性の友達の悩みを聞いていて、そこから恋愛関係に発展していくことはよくあることです。それは、結局のところ男女だからです。

弱っているところに救世主のような異性が現れたらなんだか素敵にみえてくるものです。慰めている方も、自分がいないとダメかも…と相手にとって自分が必要であること意識してしまいます。