そのため、カナダの車はライトが日中でも自動で点くようになっていますが、中には自動でライトが点かないアメリカ製の車もあります。初めて乗る車の場合はライトが自動で点くかチェックしてからを走行しましょう。

高速道路は高速料金所がない?

こちらはルールではありませんが、日本と大きく異なるポイントとして高速道路(ハイウェイ)の料金支払いシステムについても忘れてはいけません。

カナダの高速道路には、無料で使える道路と有料のものの2種類あります。カナダの高速道路のほとんどが無料ではありますが、例えばトロントからナイアガラフォールズを走行する際にある、407Express Toll Routeという道路など、一部に有料のものがあるのです。

カナダの有料道路は、日本のように料金所はありません。専用のタグを車に付けておくことで、自動的に通行記録が読み取られるほか、タグを記載していない車であれば、カメラがナンバープレートを読み取って、後日郵送で請求書が届きます。

噂によると、特に先ほどご紹介した407Express Toll Routeは非常に通行料金が高いのだとか…。カナダの高速道路に乗る際は、ナビで「有料道路を通らない」設定をしておくと安心です。

安全運転をこころがけて

今回は、カナダと日本で大きく違う交通ルールについてご紹介しました。しかし、カナダは広大なのでご紹介したルールが通じない地域もありますし、州によってはまた別のルールが設けられているところもあります。

カナダを訪れる際は、滞在する予定のルールをしっかり調べて、安全運転をこころがけましょう。