カナダでは通じない！日本の食文化や生活習慣

スライス肉は自分で作る！？

最後は、日本のスーパーではよく見かけるスライス肉についてです。カナダでは、普通のスーパーに行っても牛肉・豚肉いずれもスライス肉が置いてありません。

ときどき、薄めにスライスされた肉はありますが、せいぜい生姜焼きに使えるほどの薄さで、日本でよく使われるものには程遠いもの。

また、精肉店に行って店員さんにオーダーすれば薄くスライスしてくれるところもありますが、希望通りの薄さにならなかった…なんて声も聞いたことがあります。

カナダでも、自分好みのスライス肉を使うために便利なのが、こちらのミートスライサーです。

友人に教えてもらったのをきっかけに、我が家も購入してみました。カッター部分に注意が必要なので、毎回緊張しながら肉をスライスしているのですが、30センチ近い大きさのブロック肉もミートスライサーにかかればこの通り。

肉をカットする手間はかかりますが、それでも使うたびに、日本人に慣れ親しんだスライス肉は料理がしやすく、とてもおいしいことを実感します。

海外に行ってからわかる日本の素晴らしさ

今回は、単なるカナダの食文化ではなく日本で感じた当たり前が通じない点をご紹介しました。

日本は食べ物がおいしい、安心して水が飲めるということが世界でも知られていますが、実際日本で生活している間はなかなかその恩恵に気づけないもの。

私はもうじき帰国しますが、帰国後もカナダで感じたありがたい気持ちを忘れず、日本での一食一食を大切にしていきたいと思います。