一緒に過ごしていると「結婚したいね」なんて、ちょいちょい言ってくる彼氏だけど、ちっとも結婚に向けた行動はしてくれず、いざこちらから両親に会わせてなんて結婚に向けた話をすると「また今度ね」とその気がない素振りを見せる。

こういったその気がないのに、結婚したいと言う彼氏に振り回されている女性は意外とたくさんいるのです。

その気がないのに結婚したいと言う男性の気持ちは、女性にとっては理解しづらいもので、「結婚する気がないのなら、結婚したいなんて言わないで!」と感じてしまいます。

その気がないのに結婚したいという彼氏の心理を知ることで、結婚と言われても動じることのない女でいられるようになりましょう。

結婚と言えば喜ぶと思っている

その気もないのに結婚したいという彼氏は「結婚したい」という言葉が、あなたのことを喜ばせると思っていることがあります。

一般的には男性よりも女性の方が結婚願望は強いもので、そのことは広く知れ渡っています。深く考えずに「結婚したい」と言うのも、あなたが喜ぶだろうと思って言っているのです。

確かに結婚したいと言われること自体は嬉しく思う女性が多いでしょう。しかし、実際は結婚したいというのに結婚に向けて動き出そうとしない彼氏を見ていると、結婚したいという発言で喜んだ分、がっかりする気持ちも大きくなります。

しっかりとしたプロポーズ以外の男性の「結婚したい」は「好きだよ」程度の軽い気持ちだと脳内で変換すると、気が楽になるでしょう。

結婚をちらつかせることで優位に立てる

結婚ということが女性を喜ばせることは常識といってもいいほどのことです。男性の中には結婚をちらつかせることで、女性を思うとおりにしようとする、ずるい意識がある人もいるので注意が必要です。

実際、女性はこの人と結婚するのだからということを考えると、男性に対して甘くなってしまう傾向があります。

少しだらしがない部分を見せられても「結婚を考えてくれているからこそ、素の部分を見せてくれている!」とプラスに捉えたり、「結婚したら財布が一つになるんだから…」と彼氏の分まで支払うことも気にならなくなったりと、結婚することをちらつかせることで、男性にとって楽な関係が築けるようになります。

結婚することを考えるから、女性は男性のことを受け入れようとするのですが、本当に結婚する気のない男性に利用されてしまうことは避けたいです。本当に結婚が決まるまでは、きっちりと線を引いたお付き合いをするようにしましょう。

なんとなくノリで

「結婚したい」に限らず、男性の発言は深く考えて発せられたものではないことが往々にしてあります。

人の結婚式に出席して「結婚っていいなあ」と単純に感化されたり、可愛い子供を街で見かけて自分も家族が欲しくなったりといった、なんとなく結婚への憧れが出てきたときに「結婚したい」と言い出すことがあります。