ほかのビタミン類と比べると、ビタミンDは日本であまりメジャーではありませんが、ビタミンDは抗うつ、骨粗鬆症対策に大きく作用する大切な栄養素。そして、ビタミンDは食べ物からだけでなく、紫外線を浴びることで体内で作られるという特徴があります。

そのため、日照時間が不足する冬になると、カナダでは気分が鬱々とする症状に悩む人が多く発生するのです。

ウインターブルー対策にはこれ!

ウインターブルー対策としては、

  • ビタミンDを毎日一定量摂取する
  • 部屋の照明やインテリアの色を明るくする
  • 適度な運動をする
  • 家族や友人と連絡を取ったり、楽しいことを企画したりする

などといったポイントが挙げられます。いずれも大切ですが、根本的な解決のためにはやはりビタミンDの摂取が重要です。

ビタミンDを多く含む食べ物としては魚が代表的ですが、カナダでは鮮魚は値段が高いですし、必要なビタミンDをカバーするために毎日魚を食べ続けるのは非現実的。

そこで1番手っ取り早いのがサプリメントの活用です。筆者は普段サプリメントはほとんど摂らないのですが、今年の冬はウインターブルー対策としてビタミンDのサプリメントを摂っています。

こちらはカナダのスーパーの一角にあるサプリメントコーナー。

サプリメントコーナー

ずらりとサプリメントが並んでおり、販売されているコーナーの広さ、サプリメントの種類、量いずれを見ても、日本の売り場より圧巻です。

実際にサプリメントをいくつか買って飲んで見て感じたのが、カナダで売られているサプリメントは日本のものよりも大きく、飲みづらいということ。

筆者は大の薬嫌いなのもあり、水で飲むタイプのサプリメントを摂るのは大変だったので、今では口内で溶かして摂取するタイプを活用しています。ちなみに、レモンやオレンジなどのフルーツ風味なので、ラムネ感覚で摂りやすいですよ。

対策必須!

日本ではなかなか聞きなれないウインターブルーですが、カナダの冬を気的に過ごすためには対策は欠かせません。