職場の上司が何でもかんでも口を出してくる場合、その過干渉ぶりに正直うんざりしてしまうでしょう。その上司はなぜそこまで首を突っ込むのでしょうか。

どういった気持ちからあなたを管理したがるのか、また、そんな上司にはどのように接するのがよいのでしょうか。

その人が「商品」である場合

過干渉な上司が管理したがる人

仕事もプライベートもすべてにおいて管理されるというのは、その人自身が「商品」である場合が考えられます。

芸能人やスポーツ選手などの場合は、食事や睡眠、プライベートでの恋愛に至るまでをマネージャーが管理する場合がありますが、それは、その人が会社の「看板」であり「商品」でもあるからです。

アイドルや歌のお姉さん、お兄さんは恋愛禁止などと言われていますが、スキャンダルな出来事はその人が持つ仕事すべてにダメージを与えるため、プライベートな部分においても管理が必要なのです。

契約事項のひとつであり、人としての魅力や才能を商売にしている限り避けられない部分でもあります。

仕事上の「上司」とは?

上司というのは、「振った仕事のやり方は部下に任せ、必要な時にアドバイスをし、トラブルが起きた時だけ責任をとる」というのが本来のあるべき姿ではないでしょうか。

芸能人のような特殊な理由ではなく、普通の会社において上司が過干渉である場合、部下とは言えプライベートな部分にまで関わってくるのは「パワハラ」ともとられかねない行為です。

にもかかわらず、なぜその上司は仕事の細部に渡るまで指示を出し、プライベートな部分にまで干渉するのでしょうか。

あなたという人間を育てることが仕事において重要だと考えているのか、あるいは、あなたの仕事ぶりが不安、信用しきれていないといった場合も考えられます。

なぜ「過干渉」になるのか

すべての部下に対して過干渉な上司であれば、みんなから不満や抗議が出るはずです。そのような人望のない人が上司になるのは、会社にも問題があるのかもしれません。

「管理職」という役職は文字通り部下を「管理・把握」することであり、いちいち首を突っ込むことが部下とのコミュニケーションだと思っているのでしょう。

また、仕事においては自分の仕事のやり方を部下にも要求するため、指示が細かくなってしまうのかもしれません。

あるいは、部下を含めたチームで仕事を成功させなければならない相当なプレッシャーを受けているのかもしれません。

それでも、部下が「自分のことを気にしてくれている」「細かい指示はありがたい」「一緒に飲みに行くのは仕事の上でプラスになる」と感じているなら、同じ過干渉でも問題はないはずです。

ポイントは、相手が不快に感じていることを察せていないことです。部下の立場では上司にあからさまに不快な態度をとることは難しく、そこに「パワハラ」ともとれる過干渉が起こります。

過干渉な上司への対処法

上司とは「会社」の繋がりの、「仕事」上の人間関係の一つです。身内でも友達でもないので、ほどよい距離感があった上での緊張感や親近感があることがベストでしょう。その距離感を保つためには、上司に嫌われすぎても好かれ過ぎても「過干渉」の元になります。

過干渉に真っ向から反抗してしまうと、上司は「立場が上なのは自分である」ことをアピールするために、もっと厳しい対応をしてくる可能性があります。

また、あまりに気に入られてしまうと、上司はその立場を利用して、あなたに近寄ってくることも考えられます。

あくまで仕事上の付き合いなので、まずは与えられた仕事を一生懸命やり、その上で、プライベートへの干渉については一線を引いた対応を心がけましょう。不愉快な顔をするのではなく、笑顔で断ることができるのは大人の女性の対応とも言えます。

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