今や230万人以上と言われる在留外国人。さまざまな国の友人や同僚がいる方も少なくないのではないでしょうか。

そして日本人が外国に住んでそうであるように、在留外国人も自国と異なる日本独特の習慣や制度に戸惑う方も多いです。

それは国によって異なるので、今回は日本に住むイギリス人に特化して、彼らがよく口にする日本の「どうしても受け入れられない事」をご紹介いたします。

義理チョコって意味ある?

バレンタインにチョコレートや花束を贈ることはイギリスでも同じ。赤いバラの花束やギフト用チョコレートがあちこちで販売され、日頃の愛を表現するちょっとした日ではあるものの、日本ほど大々的に取り上げられてはいません。

彼らはそういった習慣から日本のバレンタインに理解はできますが、最もわからないのが義理チョコだと言います。挨拶程度しか交わしたことのない会社の人や普段可愛がられてもいない上司への贈り物とは、いったい何のため?と首をかしげます。

そして義理チョコからの義理のホワイトデーも「絶対おかしい!」と口を揃えて言います。日本人側からすればコミュニケーションを円滑にする一つの方法、と捉えることもできますが、私たちでさえもそろそろ疑問を持っている方も少なくないのではないでしょうか。

礼金って何のため?

賃貸物件を借りるときの礼金制度に「納得できない!」と思うのは外国人を含め、関西の方でも思うところはあるのではないでしょうか。礼金は、かつて借り手が多く貸し手が少なかった頃の日本の悪しき習慣。未だに続いている古い習慣のひとつです。

比較するとイギリスで部屋を借りる場合、Deposit( 手付金や保証金)を支払うのは当然のことですが、借りるためのお礼などというものは存在ません。

ですので、決して返ってこない礼金に対しては「むしろ毎月の賃料から修繕費やアパートのローンを支払えているはず。こちらが礼を言ってもらいたいくらいだ!」と怒り心頭です。

しかし、昨今は借り手市場なのでそんな礼金制度も少なくなり、交渉しだいでは値引きも検討してくれる大家さんも。さらに礼金を掲げたアパートを選ばなければいいだけのこととなりました。

それにしても時代遅れな「礼金制度」、名前にも語弊があるように感じるのは外国人だけではない気がします。

「外国人お断り」という文言が失礼過ぎる

外国人がアパートを借りるときよく見られるのが「外国人お断り」という文言。私もかつて日本で知人のアパート探しに同行したところ、意外と多くあるのに驚きました。

理由を聞いたところ、実際貸す方の立場になると、海外の方の中には夜中までパーティーやベランダでバーベキュー、部屋を汚すなど色々と問題のある方が多いとか。

また言葉が通じないために、そういった時の注意やゴミ出しなど細々としたことの意思の疎通ができないのが理由なのだそうです。

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Maru

イギリス在住の元インテリアコーディネーター。趣味はDIYとガーデニングです。日常から感じた何コレ?や、カワイイ!ビックリなどのアレコレを楽しくシェアできたらと思っています。