どうして何か悩みがあれば打ち明けてくれないのだろう?もしかして、嫌われている?もしくは信用されていない?
こんな悩みを持つ女性も多いと思います。では、悩みや考え事を打ち明けない男性は、この時どういった心理でいるのかを見ていきましょう。
まず、どちらのタイプか?

まず、最初に知っておかなければならないことが、彼氏が悩みを「言わない」のか、もしくは「言えない」のかを知っておかなければなりません。
似たような言葉ではありますが、ここに大きな違いがあります。この「言わない」タイプと「言えない」タイプの違いはどうあるのでしょうか?
「言わない」タイプ
基本的に「言わない」タイプの男性の心理は3つのパターンがあります。
一つ目は、相談するまでもないと感じていることです。これは、抱えている悩みが相談しなくても自分で解決できる程度のものだと判断しているもの、もしくは相手の女性を信用していない、言っても理解はしてくれないだろうと感じていたり、解決の糸口となるアドバイスは得られそうにないと思っています。
二つ目は、性格と男性ならではの本能です。男は女性には強くありたいと強がって振る舞う生き物。悩みを相談して欲しいと言われても、相手の女性を困らせないようにと打ち明けることせず、まずは自分自身でなんとか解決しようという思考がはたらきます。
三つ目は、見栄です。男は女性を支えないといけない、だから男は悩みなんて持たなくていいと考えているパターンです。
「言えない」タイプ
次に「言えない」タイプの場合ですが、まず一つはプライド優先型です。ちょっとしたミスやうっかりで起こしたハプニングなどを女性に察知されないような態度をあえてとる男性です。
このタイプの男性は日頃の態度や言葉づかいからもプライドの高さがうかがえます。常に何においても完ぺきを目指し、幻滅されたり嫌われないように細心の注意を払っています。もし、予想外のミスが生じた時、自分は悪くないという一点張りをすることが多いので、女性から見ても分かりやすいのかと思います。
もう一つは、自分が抱えている悩みが実際よりも、とてつもない大きさのものだと捉えている場合です。誰かに言ったところで解決できるようなものではない、ましてや女性に打ち明けるなんて言語道断だと感じていることが多く、結局打ち明けることもなく心の内に溜め込んでしまいます。
そもそも何故打ち明けないのか
これは、男性と女性の思考回路の違いが大きな理由です。
女性の場合、悩みの規模や解決の可否は別にして悩みは口にして発散することで心をスッキリにして気分転換をさせますが、男性の場合相談をするということは解決のための手段を見つけるということ、つまり相談をすることでその内容が解決できなければ無意味もしくは価値がないと考えてしまう傾向があります。
そんな思考回路があるために、彼女というポジションにいる女性には悩みを相談するよりも悩みを忘れて楽しい時間を過ごしたいと考えるパターンが多いです。
男性の意思も尊重して向き合おう
悩みに対する女性と男性の考え方や捉え方は根本的に違うということがわかりました。よほどのことでない限りは、信用していないもしくは打ち明けても意味がないという考えは持ちません。
そもそも、そんな気持ちを持つような女性とは、早いうちに距離をとるものですから。そして、こんな時の女性の支え方の鉄則は無理に聞き出さないことです。
悩みを吐き出すことでスッキリさせようと無理矢理聞き出すとかえって逆効果になります。
どちらかといえば、気分転換になるような場所に連れだしたり、美味しい料理を作ってあげたりなど、悩みを感じさせないようにしてあげることをしてあげてください。