ヨーロッパ人男性について、優しい、愛情深い等のイメージを持つ人は少なくないのではないでしょうか。

確かに、ヨーロッパ人男性の中には、言葉や行動を通じて率直に愛情を伝えてくれる、家事や育児に当事者意識を持って取り組む、恋人や家族との時間を大切にする等の魅力を持つ人は多いと言えます。

しかし、ヨーロッパ人男性と実際に交際を開始して間もなく、デート代は割り勘が基本であったり、プレゼントの内容が本やお花等の質素な物であること等、彼らのシンプルで慎ましいライフスタイルや徹底した男女平等意識に戸惑ってしまう日本人女性も少なくありません。

そこで今回の記事では、国際恋愛や国際結婚をする上で知っておきたい、日本人女性とヨーロッパ人男性の金銭感覚の違いについて考えていきたいと思います。

プレゼントの値段や内容にさほどこだわらないヨーロッパ人男女

ヨーロッパの多くのカップルは、誕生日やバレンタイン等のイベントごとに高価なプレゼントを贈り合うという交際の仕方をしません。

プレゼントにかける金額の相場というものもないため、それぞれのカップルは、収入や交際期間に関係なく、自分達が適当だと考える予算の範囲内で、相手が喜びそうだと思う品物を購入し合っています。

そのため、高所得の男性が必ずしも女性へのプレゼントに大金をつぎ込むという訳ではないのです。

また、多くのカップルは、お互いが記念日や誕生日等の大切な日を覚えていて、共に祝うことができれば十分だと考えるため、プレゼントの内容自体にはさほどこだわりを持っていません。

以上の背景から、ヨーロッパの多くの国では、プレゼントにかける金額によって男性の女性に対する愛情や誠意の度合いを測ることができるという認識を持つ人が少ないのです。

特別な機会を除きデート代は割り勘が基本

誕生日等の特別な機会を除き、一緒に食事やお茶をした際の飲食費をそれぞれが自分で負担するという対等な関係が理想だと考える男性が多いという点も、ヨーロッパ人男性がケチなのではないかと思われがちなもう一つの要因となっています。

また、ヨーロッパでは、デートの際に娯楽施設へ出かけたり、カフェやレストランで外食をするのではなく、自宅で手の込んだ料理を作ったり、映画や音楽を観賞するというお金のかからない方法で二人の時間を楽しむということも非常に一般的です。

自分の支出は自分で賄うのは結婚後も同じ

この、「自分にかかるお金は自分で支払うのが基本」という認識は、結婚や同棲をして生計を共にする上でも同様です。

現代のヨーロッパの多くの国では、男性が女性を養うのが当然だとは考えられていません。その背景には、ヨーロッパでは男女共に、自分の欲しいものはお小遣いの範囲内あるいは働いて自分のお金で買うものだという教育を幼少期から受けているという事情があります。

そのため、ヨーロッパ人女性の自立心は非常に強く、男性と対等な関係を築くことを望むため、自分では中々手が出ないような物を男性からプレゼントしてもらったり、自分の生活にかかるお金を男性から貰えばいいという期待をしません。

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ABOUTこの記事をかいた人

近藤万祐子

神奈川県横浜市出身の30代の日本人女性です。2012年に、スウェーデン人男性と結婚し、スウェーデン南部へ移住しました。現在は、現地の大学で心理学と教育学を勉強しています。また、学業の傍ら、スウェーデン在住ライターとして、海外生活、留学、異文化理解、ヨーロッパと日本の教育などに関する記事を投稿しています。