みなさんの友達、または家族、または職場の同僚や上司に「頑固な人」はいませんか?頑固な年下であればまだいいものの、目上の人が頑固で、全く話を聞いてくれなかったりするとイライラしたり、仕事に支障が出てしまったりしますよね。

人は歳を重ねると頑固になっていくと言われていますが、それは柔軟な対応ができなくなってきているということにも言い換えられます。

そんな人と話をしていると、折り合いがつかずに喧嘩へと発展してしまったり、意味のない時間を過ごすことにもつながります。

今回の記事では、頑固な人を説得しなくてはいけなくて困っている女性のために、頑固な人の特徴や上手な説得の仕方などをご紹介していきます。

頑固な人の特徴とは?

めんどくさい頑固な人

みなさんの周りにいる頑固な人の特徴に当てはめてみてください。ニュースや新聞を読んだり、人の話を聞いたあとで、飲み込まずに自分の意見を通そうとしている人はいませんか?

たとえば、「女は家庭に入るべきだ」だとか、「公務員が一番良い仕事だ」など、固定概念を払拭できない人が頑固な人の特徴にはあります。

また、もともと家族が偏屈な考えを持っていたり、何かにつけて持論を述べる親に育てられた人も、頑固になりやすいです。

そのような人々は融通が利かなかったり、天狗になっていたり、自信がなかったり、逆に自分が大好きであったり、変なこだわりを持っていたりという特徴があるのです。

さらに、お年寄りに頑固な人が多いことの理由には、脳が正常に作動していないという問題も挙げられます。それは、社会や周りの人々に適応した柔軟な考え方を持つためには脳内を一度綺麗にして話を聞く必要があります。

でも、その脳内の整理整頓ができないがために頑固になってしまう、つまり脳の衰老が原因で頑固になってしまうという人が多いのです。

頑固な人の心理を理解しよう

頑固で融通が利かない人たちは、「絶対にこうでなければいけない」という固定概念を崩すことができずに、新しい取り組みや現実的な提案を受け入れることができません。

つまり、このような人は、社会の展開に追いつくことができずに仕事が追いつかなかったり、仕事ができない人になってしまうのです。そんな人が自分の上司だったら楽しい仕事も楽しくなくなってしまいますよね。

物事を初めから決めてしまう頑固な人とは、相手の意見に同意することや、共感することがそもそもできず、自分の中で決まっている答えのもとに行動することしかできません。

頑固な人は悪気があるわけではなく、自分の中の正義を貫いているということを、周りの人は理解しなければいけないのです。

頑固な人を上手に説得するには?

頑固な人を上手に説得するには、まずはその人の話を「ウンウン」と相槌を打ちながら、そして否定をせずに聞いてあげることが大切です。

自信を持って話をしてきている人に対してすぐに異論を唱えてしまうと、頑固な人は戦闘態勢に入ってしまって口論となりかねません。

また、頑固な人と話をするときには全てYesかNo、もしくは1か2か3というように選択肢を用意して話すことや、頑固な人を自分の身近な人に置き換えて話をしてみることも有効です。

決して嫌われているわけではなく、単純に自分の考えを曲げたくない!というのが根本にあるので、もしこの方法でも成功しないようであれば、話し合いを長期化せずに信頼関係を得ることだけに注力した方が良いかもしれませんね。

角が立たないように良い関係を築くことも時には大切!

頑固な人に柔軟な考え方を持ってというのはかなりハードルが高いことなのです。仕事をしていく上で、また人とコミュニケーションをとる上で、そこにエネルギーを注力することはなるべくしたくないという人が多いのも事実でしょう。

ですが、そのような人たちに「柔軟になって」と言っても、柔軟になることができないのが頑固な人たちなのです。

頑固者だから話をしないと切ってしまうのではなく、その人がなぜその考えを持っているのかをまずは自分自身が理解し、理解したことを示した上で、自分がなぜその意見に賛同できないのかなど意見をするようにしてみてくださいね。