ママ友という言葉は「ママ友達」の略。なので、ママ友って小さい頃から考えてきた「お友達」と思いがちです。でも、ママ友と昔からの「お友達」とはわけて考える人もいたり、わけて考えざるを得なくなる場合もたくさんあるようです。
「友」という字が付くのに、どうしてママ友は「友達」じゃないの?この人はママ友と言えるの?と思う人に読んでいただきたい5つの違いを紹介します。
①嬉しいことを共有できない
ママ友は、常に自分の家族と他人の家族を比較したがります。隣の芝生は青く見えるという言葉通り、そんなに違いはないのに、つい他の人のものがよく見えたり羨ましく思ったりするものです。
そういう気持ちがエスカレートすると、嫉妬や妬みという感情に変わる人もいます。
来月、ハワイに家族で行って来るんだぁとか、子供が賞を取ったんだぁなんて軽い気持ちで言ったことで、嫉妬の目で見られたりすることも。子供の頃のように「いいなぁ!私も行きたいなぁ~。」なんて言葉は大人の口からは出てきません。
②大変なときには知らん顔
困ったときこそ、お友達の助けが欲しいもの。急なことが起きて、ちょっとだけ子供を預かってほしいとか、急に家族が入院することになってどうしようもなく大変だし子持ちも落ち込んでる。
そんなとき、意外と「手伝って、あげたいんだけど、、ほんとゴメンね~」なんて言われちゃうことも。
普段、何もないときは仲良くしてたのに、困ったことやお金がらみだったりすると余計に冷たくあしらわれたりスルーされちゃったりするママ友も結構いるんです。こんなときに、やっぱりママ友なんて友達じゃないんだ・・と感じる瞬間です。
③自分の愚痴だけ言って帰る

女はやっぱりおしゃべり好き。ママ友に会ったら、いっぱい話してストレス発散したくなりますよね。
ママ友の会話で一番多いのは「愚痴」。旦那の愚痴、姑の愚痴、子育てのイライラ・・などなど話は尽きません。お友達なら話を聞いたら、次はあなたはどう?と聞き返すのが普通です。
でも、自分の愚痴だけを機関銃のように話して「じゃ、また今度ね~」と帰ってしまうママ友っていますよね。そういうタイプの人は「ママ友」というカテゴリーにも入れない方が無難でしょう。
④ギブアンドテイクが成立しない
何かをあげたり、何かをしてあげたりしたら見返りが欲しくなるのが人というもの。
この間、○○さんのお家に行くときにはいつも手土産を持って行くのに、ウチに来るときはいつも手ぶら・・。とか、何度も頼まれて子供の面倒見てあげてるのに、私が頼むといつも断られる・・。なんてことがよくあります。
自分はしてもらうのに、自分はしてあげたくないなんて通用しませんよね。してくれなくても、何かしてあげたくなるというのが本当の友達。やはり、一方的な付き合いはママ友としても気分よくないですよね。
その前に、やはり損得勘定が芽生えてしまうという時点でママ友って友達じゃないんだなと気付きますよね。
⑤思い切って縁を切りたくても切れない
ママ友の世界には、もうお願いだから関わりたくないんです!と思ってしまう強烈なキャラが存在します。ボスママだったり、おねだり上手なママ、人の悪口ばかり言うママ・・。
そんなママ友だったら、いっそ縁を切りたい!と思いますが、友達だったら切れる縁もママ友だと切れないケースがたくさんあるんです。ママ友は基本的にお互いに同じ歳の子供がいますよね。
そのママ友と縁を切ってしまって気分を損ねることで、自分の子供に何か影響するんじゃないかとか、逆ギレされていじわるされるんじゃないか・・なんて考えると、なかなか絶交!なんてわけにはいきません。ママ友って、こんな時めんどくさい関係って思いますよね。
まとめ
ママ友を一生の友にできたら、本当に最高だし、そんな人に出会えたら本当にラッキーなことです。でも、やっぱりママ友は子供が同じ歳というだけの仕事仲間とか、情報を共有する同業者だなんて声も。
もっと言えば、ママ友なんてただの「知り合い」にすぎないと思っている人もたくさんいます。今、ママ友と呼べる人がいる場合、その人は一体どれくらいのレベルでの友達なんだろうかと一度冷静に考えてみるのもいいかも知れません。