一時期流行った「断捨離」という言葉。

簡単に言うと「いらない物を捨てて心も環境もスッキリさせよう」という意味です。

  • 「断」=不要な物をキッパリと断つ。
  • 「捨」=身の回りにあるいらない物をガンガン捨てる。
  • 「離」=無駄な物に固執せずサラリと離れる。

それぞれ一文字ずつの意味としては、こんな感じですね。しかし、これは「物」に限ったことではありません。

人間関係においても「断捨離」は適用されます!そして「断捨離する側」ではなく「される側」になってしまうという人もしばしば…

そこで今回は、人間関係で断捨離された!となりやすい人の特徴を3つご紹介します。

すぐに同調を求める

人間関係で断捨離

「十人十色」という言葉もあるように、人はそれぞれ考え方も価値観も違うものです。全ての人間が皆同じである必要はないわけですからね。

無理矢理同意や同調を求めるのはよろしくありません。しかし中には「あなたもそう思うでしょ」「君もそうだよね」と言わんばかりに、同調を求める人もいます。

同意を求める言葉をそのまま言い放つ人もいれば、言葉にこそ出さないけれど「同意しろ」というオーラを出す人など、様々です。いずれにしろ、このような人は人間関係で断捨離されやすいタイプと言えます。

「皆一緒でいなければならない」という姿勢の人といると、当然ながら息苦しくなりますし、自由を奪われた気分になってしまいます。

また、もし自分の意見を言おうものならば大変でしょう。恐らくいざこざが始まりますので、それはそれで疲れます。

「すぐに同調を求めてしまう」という人は、一緒にいると何かと疲れるため、断捨離されてしまうのも無理ないと言えそうですね。

無意識に邪魔をする

相手のことを思いやってアドバイスをするのは良いことですが、方向性を間違えるとそれは相手にとって大きな負担になります。

例えば「起業をする」「転職をする」「やりたいことにチャレンジする」など、今までとは違う新たな道を歩もうとする際、横から「やめたほうがいい」と水を差されたらどうでしょうか。

もちろん、新たな環境に身を投じることは、それなりのリスクもあります。しかし、本人があらゆるリスクも承知のうえで決断したのであれば、周りがとやかく言う必要は無いでしょう。

「ただ単にヤケクソになってめちゃくちゃな人生を歩もうとしている」など、明らかにひどい状態でもないかぎり、余計なことは言わずに温かく見守ってあげることもひとつです。

そこで必要以上にああだこうだと言うと、せっかくの決断を邪魔することになってしまいます。たとえ悪気が無くても、度が過ぎると「良きアドバイス」ではなく「単なる邪魔」になってしまうのです。

無意識に相手の決断や行動を邪魔する人も、断捨離されやすいと言えるでしょう。

人の心に土足で足を踏み込んでくる

人には「他人が入り込まない方がいい領域」や「触れてはいけない部分」というものがあります。

仮に「自分にはそんなものは無い」としても、相手が同じとは限りません。人の気持ちを無視して、ずかずかと心の領域に踏み込んでいく人も断捨離されやすいです。

相手が拒否感を示していても、平気でズケズケと首を突っ込む…そんな人が側にいたら心も休まりませんし、ストレスも溜まりますよね。

「相手のことをいろいろ知りたいと思う」。もちろんこうした気持ち自体は良いのですが、度が過ぎてしまうのは問題です。

親しき中にも礼儀あり、とはよく言ったものですね。たとえどんなに仲が良くても、デリカシーの無い行為をするのは相手に対して失礼ですし、不愉快な思いをさせてしまいます。

相手の立場になってモノを考えず、心の領域にズカズカと土足で入り込む…こうした行いをなんの悪びれた様子もなく、平気でやってしまう人は、やはり断捨離の対象になりやすいです。