わが子が悪いことをしたり、友達に意地悪をしたら、ママは怒ります。子どもに善悪を教えるのは親の役割ですし、子どものためですよね。

でもママの中には、怒らない方針の育児をしていたり、悪いと思うことのの基準が自分と大きくずれていることもいるかも。一緒に遊んでいて違和感を感じるママ友の特徴をピックアップしてみます。

怒るのがニガテなママ

怒らなきゃいけない場面だけど

  • 本人は怒っているつもりでも怒っているように見えない
  • 言い方が優しく子どもがまったく聞いてくれず効果がない

こんな優しいタイプのママがいます。本人は怒っているつもりでも子どもが聞いておらず、それによって自分の子どもが泣いたり怒ったりしていたら困りますよね。自分の子をなだめつつ、相手の子には怒れないので注意に留めます。

この場合、相手のママが怒る意思を見せてくれているので、しょうがないかなと許せる気持ちになると思います。しっかり言い聞かせてよ!とも思いますが、言わないほうがベターです。

このタイプは、自分の子どもだけでなく友達の子どもにも優しいですし、ママ友付き合いも悪くなることは少ないと思います。成長するにつれ子どもの聞き分けもよくなるので、仲良く付き合っていけるといいですね。

子どもを見ていないママ

子供を叱らないママ友

公園や支援センターなどで、子どもを放置して自分のおしゃべりに夢中になってしまうママがいます。ママ友の付き合いは、愚痴を聞きあったり学校などの情報収集にとても大事ですが、子どもを放置されると困ります。

他の子をぶったり、おもちゃや遊具の取り合いをしているのに、自分だけ仲裁しなければならないのは大変です。

子供のトラブルに発展する怒らないママ

うまくお互いを納得させられなかったとき、相手の子が泣いてしまったり、ママに事実と違うことを言ってしまったりしてトラブルにつながることも。見ていなかったのに、攻められることになると、こちらも冷静ではいられないですよね。

子ども同士が遊ぶようになったけど、ママのことはよく知らないでは後々困ることもあるので、顔見知りになっておくことは必須です。

できれば、会えば少し会話する程度の関係にしておくとよいです。そうすれば、子ども同士のトラブル前に声掛けすることができます。仲良しになる必要はありませんが、知り合い程度にはなっておきましょう。

怒らない育児のママ

一時期流行った「怒らない育児」。批判や、SNSでの炎上の話をよく聞きます。そんなママが近くにいると、付き合いが慎重になるでしょう。

子どもが悪いことをしたり、危ないことをしても怒らない。そのママ家族が個人的に過ごしているときは関係ないですが、一緒に遊んでいるときなどは見かねて注意する場面もあると思います。

何をしても怒らないのでは、子どもはよいことと悪いことの区別のつかない子になってしまいます。子どもが小さいうちはあまり感じないかもしれませんが、成長すると子ども自身が違和感を覚える関係になるのではないでしょうか。

子供を叱らない・注意しないママ友の3つの特徴 まとめ

怒らない育児と叱らない育児は違います。叱るということは愛情あってこそです。子どもはよくも悪くも無知です。

悪いことを知らないからやってしまうけれど、それをいけないことだと親が教えてあげなければずっと知らないままです。子どもに社会で生きていけるように教え、ときに叱っていくことが大切です。

まわりを気にしすぎて怒りすぎるのは考えものですが、悪いことをしているのに教えず、自主性を尊重していると言い怒らないのは間違っています。

注意する・叱る場面では確りと

違う考えのママとの付き合いは大変です。自分は自分、相手は相手と割り切りましょう。自分は怒られて友達は怒れないと、子どもに言われてしまうこともあるかもしれません。でも必要なことはしっかり子どもにもわかってもらえるように伝えてあげてください。

子育てにイライラは日常茶飯事。怒りすぎいて反省の日々のママも多いでしょう。でも怒ることは必要なことです。

イライラして少しのことでも怒ってしまう、というのを控え、怒らなくてはいけない場面ではしっかり怒って大丈夫ですよ。子どもの将来、ときに命のためになるばずです。