「さしすせそ」といえば、料理の「さしすせそ」を思い浮かべますよね?でも最近では、人付き合いに悩んでいる人たちが多くなってきたことから「さしすせそ」を人付き合いに活用するようになってきたんです。

  • 人付き合いで使う
  • ビジネスで使う
  • 勤め先で使う
  • 取引先で使う
  • 社会人として周りの人に使う

人付き合いの「さしすせそ」ご存じでしたか??今回は、人付き合いやビジネスに使える社会人の「さしすせそ」をお教えします!対処法やアドバイスなども参考にしてください!

1.さ:さすがですね!

ビジネスの褒め言葉は社会人

人付き合いに困ったとき、行き詰ったときには、まず「相手を褒めろ!」と言われています。人は誰でも「周りからどう思われてるか」を気にしているものです。

例えば、同じ職場の上司や同僚たちも、自分の仕事ぶりや人間性に対して常に不安を抱いていて周りからの評価を気にしているんです。

さすがですね!

という言葉を言われたら気分の悪くなる人はいませんし、もし男性が女性からそんな言葉を聞いたら、一気にテンションアップ間違いなし。

「さすが」という言葉の意味は「以前から思っていたけれど、やっぱりね!」という意味合いがあります。日ごろからあなたの活躍を見ていましたが、予想通りに今回もすごいですねというタイミングで使いましょう。

社会人はゴマすりに聞こえないように

言い方としては、お世辞に聞こえないように感情を込めて言うことは勿論ですが、目力も重要なポイントです。

驚くような「さすが!」だったら目を丸くさせて話したり、つくづく関心するというような「さすが~」だったら目を輝かせて話したりするのがいいでしょう。目は口ほどにものを言うという言葉もありますから。

2.し:知りませんでした!

インターネットが普及してから、クリック1つで誰でも簡単に情報を得られる時代になりました。そんな情報が溢れるような世界で、相手よりも自分の方が情報を持っているということが一種のステータスになることもあります。

そんな中で自分が持っている最新情報や、マニアックな情報を周りに話したくで仕方がない人がたくさんいるんです。普段の会話で、情報通だな感じる人に対しては

へぇ~!知りませんでした!

はかなり相手の気持ちを満たしてあげられる言葉なのです。誰かにものを教えることが大好きな「先生タイプ」の人に「知りませんでした!」を話せば、相手の教えたい願望が更に掻き立てられて、より会話が弾むでしょう。

もう一歩踏み出せるなら「知りませんでした!」のあとに「その話、もっと詳しく教えてください!」と相手に対して興味があることをアピールできたら、一気に相手との距離も縮まりますよ!

3.す:すごいですね!

女性たちの間で、かなり多用されているのが「すごい」ですよね。「へぇ~!すごーい!」というように、日常的に使われている言葉ですね。

ビジネスでは連発は禁物

よく聞く言葉だけに、使いやすい言葉ではありますが「すごいですね!」の連発はよくありません。言いすぎてしまうと、言葉に重みがなくなりますし、場合によっては馬鹿にされているように感じることもあるからです。

本当に、自分が「すごい!」と感じたときこそが「すごいですね!」のタイミングです。「すごい」は、最上級の賛美であり、相手を尊敬しているということを表す言葉です。

それってすごいですね!

尊敬してますという気持ちがこもっていたら、聞いた相手は嬉しいですし、相手の自尊心を満たすことができます。

何でもかんでも「すごいですね!」よりは、ここぞというタイミングで「すごい」という言葉を使うようにしたら、人付き合いもスムーズに進みます。「すごいですね!」に「さすが○○さん!」を加え、ダブル使いするのもおススメです!

4.せ:センスがいいですね!

「センスがいいですね」は主に、身につけているものやファッションなどを見て評価する言葉です。日本人は、大人になればなるほど、ファッションに対して冒険しないし、あまり個性的なものを身に付けなくなります。

それに、自分のファッションセンスは優れている!と自信を持っている人は、かなり少ないんです。例えば「今日のファッション、センスいいですね」なんて言われたら、普通の人だったら家に帰るまで胸を張っていられる!と思うくらい嬉しいものです。

ファッションセンスの他に

  • 仕事のこなし方がセンスがいい
  • 音楽や美術の才能があるというセンス
  • ユーモアのセンス

など他にも様々なジャンルで

センスいいですね

が使えます。ファッションセンスなんて、よく分からないし・・という人は、ネクタイ1つでもいいんです。「今日のネクタイ、センスいいですね」で、上司との関係も良好になりますよ。

5.そ:そうなんですね!

相手の話を聞いていますよという意味で使われる「相槌」の中でも「そうなんですね」は、相手の話を聞き入れて共感するという意味があります。あなたの言ってることは、正しいし、私もそう思いますという意味の相槌は会話の中でなくてはならないものです。

会社の人、友達、みんなが自分の味方になってほしいと考えます。その気持ちを満たしてあげられる「そうなんですね」は、積極的に取り入れましょう。

そうなんですね!

注意することは、声のトーンやイントネーションを上げるということ。低い声で「ふーん、そうなんですね~」のように話すのはNGです。

「そうなんですね!」のほかに「そうだよね」と同意する方法もあるし「その通りです!」と相手の意見を全面的に認めてあげる方法もあります。色々なパターンの「そ」を試してみてください!

まとめ

ビジネスの褒め言葉は社会人 の「さしすせそ」で乗り切れ!は参考になりましたか?人付き合いの苦手な人は、上手な相槌から始めて、最終ゴールは「褒めの達人」になることです。

人付き合いの苦手な人ほど、他人を褒めることが上手にできない傾向があります。今、人間関係に悩んでいるなら明日から早速「さしすせそ」を試してみてくださいね。