人間は生きている以上、人間関係という問題を抱えます。そして、人付き合いにおいて言えることは、人間関係とは距離が近づくほどうまくいかなくなるということです。
人間とは、距離感が近い人ほどその人の言うことを聞かなくなるというワガママな性質を持っています。そこで、近付き過ぎない広く浅い人間関係を保つメリットや、秘訣について迫っていきたいと思います。
人間関係一番良い例
近付き過ぎるとストレスが溜まる人間関係の良い例として、一番身近なのが家族との関係です。家族という関係は何もしなくても身近な関係です。
ゆえに、ちょっとしたことで苛立ちを感じたり話に聞く耳をもたなかったりします。
この原因は言うまでもなく距離が近すぎるからです。家族間や親しい友人関係でのトラブルでよくテレビのニュースで取り上げられるような犯罪が起こるのです。
その為に関係を築く時には広く浅い人付き合いを心がけましょう。あまり深く関わる事で密な人間関係が出来上がり揉め事が発生します。
人間関係の鮮度
人間関係にも鮮度というものがあります。初めて会ってから数回までは、新鮮でお互いに良好な関係でいたいと思い近づこうとします。
しかし、時間が経ち会う回数が多くなるにつれ鮮度が落ちていき、せっかく良好だった関係も遠ざかっていきます。そうならないためにも、どんな人が相手でも
- 近すぎず遠すぎない距離感
- 広く浅い付き合い方
深入りする付き合い方は最初から意識しましょう。そうすれば、お互いにいつも謙虚で敬った態度で接することができて長い良い関係が続いていきます。
お互いをリスペクトしあって常に本音でコミュニケーションが取れて新鮮な気持ちでいられるようになります。
良い人ぶることをやめる
人間はどうしても、自分をダメな奴だと思われたくない・仕事が出来て頭が良い人だと思われたい・優しい人だと思われたいと良い人を装ってついつい背伸びをしてしまいます。
しかし、この無理をして良い人ぶる行為は大変危険でもあります。良い人ほど「都合の良い人」と思われる傾向が強く、必要以上に何かを頼まれたり任されたりすることが多いのです。
周りから良い人と思われたいがために、それらを全て引き受けてしまって自分の本当の気持ちをさらけ出せずフラストレーションがたまっていきます。
そうならないためにも、周りの目を気にすることなく自分は自分と思い、無理に良い人を演じることをしないようにしましょう。
近付けば良いというものではない
人間関係は、距離が近付くほど親密であるという定義を持っているならば、今すぐ捨てた方が良いでしょう。現代の人間関係の距離の近さを感じさせるものはSNSです。
これは近付き過ぎて疲れてしまう典型例です。つながりを多く持ちたいという欲求が強い人ほど無理に近付き過ぎる傾向があります。
その結果、自分は適度な距離感以上に長時間近付くことで一人が良いと感じ疲れてしまい、相手も疲れることでうっとうしくなり離れていきます。
広く浅い関係を築く事で距離感がお互いに保てる為に多くの場合は問題にもなりません。深く狭くの本音を語る相手は見極めましょう。
適度な距離を保つコツ
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交友を続けていて近付き過ぎたと感じる合図があり、それは相手の反応が鈍くなっていくことで感じ取ることができます。
- 口数が少なくなったり
- レスの反応が落ちたり
感情表現がだんだん乏しくなっていきます。この合図を少しでも感じたら、すぐに距離をとるようにしましょう。そうすることで、相手からも信頼を得ることができ良い人間関係がより長く続きます。
距離感は非常に大事
友人をたくさん作りたいと思っている人は、相手がどう思っているにも関わらずぐいぐいと距離縮めてきます。
これが逆効果で近付きたいという願いが逆にさらに遠ざけてしまうのです。距離感が分からない場合は近付こうとせずにあえて少し遠ざかる方が効果的です。
その方が、今までの距離感とこれからの距離感がはっきりと分かるようになるので非常に効果的です。長い付き合いの人ほど、ほどよい距離感を保っていつまでも新鮮な人間関係でいたいですね。
まとめ
人間関係はギクシャクするのも揉め事が起こるのもイライラするのも関係が深くなればなるほで多くなります。
好きな人や家族の感覚で接する事で育ってきた環境が違う為に相手がイライラしたり怒ったりするのです。相手ごとに相手を見て距離感をもち深く付き合う人、広く浅く付き合う人を見抜きましょう。
職場などで今から友達を増やす。恋人を作るなど以外は広く浅くを心がけて回りと付き合うようにしましょう。
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