ワンオペ育児という言葉を最近ではよく耳にするようになりました。ワンオペは「ワンオペレーション」の略で1人で全ての業務をこなして回していく事を指しますがいつのまにかそれが育児にも使われる様になってしまいました。

育児は決してお母さん1人だけがするものではありませんが実際にワンオペ育児をしている女性は年々増えてきている傾向にあります。

核家族化がどんどん進んでいき、近所付き合いも少ない世の中になってしまいました。誰にも頼る人がいなくて1人で孤独で辛い思いをして育児と戦っているお母さん多いのではないでしょうか。

専業主婦の場合でも共働きの場合でもワンオペ育児は発生しますし限界に感じているお母さんも多いのではないでしょうか?

ここではワンオペ育児に限界を感じているお母さんの為にワンオペ育児を上手に乗り切る方法を紹介していきたいと思います。

1.完璧な育児をしようと思わない

1人で育児をしていると頑張り過ぎてしまい全てを完璧にこなさなければいけないと感じてしまい完璧を求めてしまいがちです。ですが実際は凄く環境に恵まれていて裕福な家庭であっても完璧な育児が出来ている人はいないのではないでしょうか。

育児本などを見ると育児はこうあるべきであるこれが出来ないといけないなどと理想を書いていたりしますが、実際は子供1人1人性格や発育は違うので思い通りにいかなくて当たり前です。子供が毎日笑っていて元気ならばそこまで育児に捉われる必要はありません。

2.家事は手抜きでも大丈夫

ワンオペ育児

育児に限界を感じている時に更に家事もしなければと自分に追い討ちを掛けるのはやめましょう。家事は手抜きでも大丈夫なのでどんどん上手に手を抜いていきましょう。

掃除はどんなに綺麗にしたって小さな子供がいれば直ぐにまた汚れますし、おもちゃだらけになるので諦める事も大切です。毎日洗濯やトイレや風呂掃除をしなくたって問題ありませんし、料理だってレトルトやお惣菜などを利用したって構いません。

育児をしにくいと感じているかも知れませんが、便利なモノはどんどん増えてきています。ワンオペ育児が限界の場合は沢山利用できるモノはしていきましょう。

3.一時保育を利用してみる

一時保育や預りをしてくれるので有料にはなりますが利用してみましょう。インターネットで調べる事も出来ますし、自分が住んでいる地域の子育てセンターや市役所に問い合わせてみても教えてくれるので探してみましょう。

中には働いてもいないのに預かってもらうなんてと自分を責めてしまうお母さんもいますが、ワンオペ育児に限界を感じているならばどんどん利用していきましょう。

お母さんの息抜きに一時保育を利用する事はしっかりとした理由になりますし、子供も新しい環境でいつもと違うお友達と楽しむ事が出来るのでお互いにメリットが生まれます。

4.子供以外の話し相手を見つける

ワンオペ育児をしているお母さんによく当てはまる事が1人で淡々と育児をこなしていて相談相手や話し相手がいない事です。

1番理解してほしいはずの旦那も仕事が激務で中々2人きりでゆっくり話をする機会を持てなくて悩んでいるお母さんも多い事でしょう。

しかし365日24時間子供と2人きりではどんなに子供が可愛いといえどもお母さんもストレスが溜まってしまい限界を感じてしまいます。ワンオペ育児を上手く乗り切る為にも誰でもいいので話し相手を見つける事が大切です。

同じ境遇のママ友同士で愚痴ってもいいですし、子育てセンターなどの施設で話を聞いてもらっても構いません。共感してもらえるような大人の話し相手がいるとお母さんはとても救われます。

5.自分を褒めてご褒美をあげる

上手にワンオペ育児を乗り切る為には今日も1日よく頑張ったねと自分を褒めてあげる事が大切です。1日を振り返って完璧な育児をしたという自己評価のお母さんは少ないはずです。

もっとこうしたら良かった、何であの時怒ってしまったんだろうと後から後悔と自己嫌悪に浸ってしまいがちです。しかしそんな毎日ではお母さんの体が持ちません。

完璧ではなかったけれど今日もよく乗り越えたなと沢山自分を褒めてあげて何でもいいので自分にご褒美をあげましょう。

育児は仕事と違って評価される事や褒められる事も中々ありません。高級アイスやケーキやエステなど自分がご褒美だと思えるものなら何だって構わないので沢山自分を褒めてあげましょう。

6.遊びもほどほどに手を抜く

しっかり話がまだ通じない子供と全力で遊ぶのはとても疲れてしまいます。それが毎日続くと思うと憂鬱になってしまい明日が来るのが怖いお母さんもいるのではないでしょうか。

自分しか遊び相手がいないからと寂しい思いをさせないように頑張って付き合っているお母さんは遊びもほどほどに手を抜く事が大切です。

例えばお絵かきや塗り絵や粘土遊びなどは体力を使う事なく遊べますし、ごっこ遊びなら自分だけではなくぬいぐるみを取り入れてぬいぐるみにも役を与えて楽をしてみたりなどどうしたら上手く楽出来るかを考えてみましょう。同年代の子供がよく行く遊び場や施設に連れて行って子供同士で遊んでもらうのもオススメです。

まとめ

最初に書きましたが育児は1人でしなければいけない事ではありません。専業主婦でも共働きでも夫婦が揃っていても上手く乗り越えていくのが難しい時だってあります。

ワンオペ育児をしているからこそ決して1人で何とかしようと思わない事が重要です。ワンオペ育児をしていると育児が使命みたいになってしまい誰かに頼ったり助けを求める事をしなくなってしまいます。

人は1人では生きていけません限界を感じてお母さんと子供が辛い思いをする前にSOSを出しましょう。そしてここで紹介した乗り切り方を参考にして笑顔を取り戻しましょう。