人間同士、信頼し合う関係を築くことが一番素晴らしいことです。しかし、お互いの関係が希薄になりやすい現代社会において、信じられる人との出会いが少ないのも事実でしょう。

疑心暗鬼が強い男性は

  • 同僚や部下に対しても
  • 友人や周りに対しても
  • 恋人の女性に対しても

周りの人からの情報を全て疑いからはじめるような人です。そういった社会が背景にあるからか、近年、疑心暗鬼が強い男性も増加しつつあります。今回は、そんな男性の特徴をご紹介します。

1.過去に裏切られた経験がある

疑心暗鬼になってしまう最もの原因が、大切な人に裏切られるなどの辛い経験があることでしょう。人間によって裏切りに対して思う感情は人それぞれではありますが、素直ですぐに信じてしまう人ほど、裏切られた時の傷が深いものです。

では、疑心暗鬼になってしまうほどの裏切りとは、どういった例があるのでしょうか?

2.家庭環境も大きい

一番身近な存在である生みの親や兄弟たち。家庭環境は人の人生を左右するきっかけなもので、劣悪な環境であれば、幼少期から歪んだものの考えに偏ってしまいます。

温かい家庭に生まれることができたら問題はありませんが、親が不倫などで家を空けることが多い家庭環境出会った場合、疑心暗鬼に育ってしまっても仕方がないでしょう。このケースは、男性のみならず、女性にも当てはまってしまうでしょう。

3.彼女に浮気された

疑心暗鬼な人

女性の場合は、彼氏に浮気されたとしても「男は浮気する生き物」と割り切れる人も少なくはありません。しかし男性の場合、自分も浮気をする性格であったとしても、彼女の浮気には敏感に反応しています。

男性とは正反対に、「女は浮気しない生き物」と思い込んでいる人が多いので、予想外の裏切りに耐え切れず、疑心暗鬼となってしまうのです。

4.いじられ役の男性

大人になっても「いじられ役」というポジションの人がいますが、そのタイプの男性の多くは

  • 何を言っても怒らない
  • 怒られても怖くない
  • 怒らせても気にしない

など、周囲から舐められがちです。幼少期からそのポジションのままだった場合、心無い発言を繰り返されたり、信頼していた友達からも裏切られるなど、人を信じて裏切られての繰り返しだったかもしれません。

いじられ役に甘んじているように見えて、実は誰も信用しておらず、意外とドライな内面を秘めている可能性もあるでしょう。

5.過去にいじめられた

「いじられ役」と「いじめの被害者」は、全く違うように見えて、実な紙一重の存在です。いじる側が面白いと思っていても、相手側を侮辱するような言葉や行動を加えた時点で、それは「いじり」ではなく、「いじめ」と言えるでしょう。

学生時代にいじめを受けた男性も疑心暗鬼になりやすいですが、近年は、モラルハラスメントによる会社でのいじめも目立ちます。そのため、大人になってから疑心暗鬼になってしまう男性も増加傾向にあるのです。

6.出会いに恵まれない

「人生の財産は人」という素晴らしい言葉通り、人との出会いは宝さがしのようなものであり、その宝の質によって人生は大きく左右してしまいます。

気の合う仲間たちとの出会いに恵まれたのであれば、真っ直ぐに成長することができるでしょう。しかし、いじめといじりの定義を理解できていない人や、すぐに裏切る人との出会いばかり繰り返していると、考え方もひねくれてしまい、疑心暗鬼にもなりかねません。

7.絶対に騙されたくない

プライドが高い性格の人は、人を騙した時の罪悪感よりも、騙された時の方がより念を持ちます。そのため、男性によっては絶対に騙されたくないという気持ちが働き、疑心暗鬼になってしまうのです。

酷い男性は、友達など身近な存在に対しても、疑心暗鬼が働いてすぐに信用しません。仲良くなるには、かなり時間がかかるタイプですね。

8.他人を見下している人も

自分のことを愛してやまない男性は、人の助言や正論を疑え、否定的に捉える傾向があります。むしろ、自分に反抗的な人を見下す上から目線な人も多く、過去に辛いことがあって疑心暗鬼になった人よりも、一層質が悪いタイプです。

このタイプの男性と出会ってしまったら、まともに相手をせず、適度に距離を置くのが最善の策でしょう。

9.ひねくれ者も多い

疑心暗鬼が強いと、自分自身の考え方に偏りがちなため、少々ひねくれた性格の人も目立ちます。趣味が人と違ったり、流行にも全く興味無し、恋愛観や仕事への姿勢もずれている人も。

しかし、人とは変わった考え方を持っているので、学べることも多く、一緒に過ごしても楽しい時間を過ごせる可能性もあるでしょう。

10.人見知りな性格

草食系男子が増加中の現在、人見知りの男性も珍しくはなくなりました。人見知りというと、すぐに人に心を開けない人のことを指しますが、裏を返せば、疑心暗鬼だからこそ、人をすぐに信用できないのです。

このタイプの男性ですと、特に悪気があって疑心暗鬼になっているわけではないので、時間をかけて交流を続けていくうちに、心を開いてくれるでしょう。人見知りの男性は、一度心を開いてくれると色々な顔を見せてくれるので、飽きずに交流を続けることができますよ!

疑心暗鬼が強い男性と分かり合うには

過去に辛い経験を持つ人がほとんどですが、男性の性格によって疑心暗鬼が強い男性も少なくはありません。簡単に信じてもらえないため、「もしかして嫌われているのかも…」と不安になってしまうでしょう。

しかし、見事に信頼を得ることができれば、強い疑心暗鬼も徐々に弱くなり、最高のパートナーになってくれるはずです。嫌われていると不安になりつつも、根気強く相手に歩みよれば、いつかは受け入れてくれるはずです。

相手の心の闇を見ぬき、それを癒してあげるような優しい気持ちで接するといいでしょう。