責任感を持ってきちんと仕事をする、これは働く者として当然のことです。しかしいざ働いてみると、無責任な同僚が意外と多いことに気付きます。
そんな同僚を見ていると「真面目にやっている自分が馬鹿らしくなるな…」と感じるものです。
また無責任な同僚がいると、仕事を丸投げされるなんてことも日常茶飯事です。これでは日々イライラが募る一方でしょう。そこで今回は、職場の無責任な同僚への対処法をご紹介します。
他の人を交えて話す
職場の無責任な同僚は、その無責任さゆえ、とにかくあらゆる面倒なことから逃げようとします。そのため、何か問題が起きた際に「自分は悪くない」という姿勢をとることが多いです。
最悪の場合、あなたに全ての責任を押し付けてくることもあるでしょう。そのような事態を防ぐためには、決して1対1にならないことです。
仕事に関する大事な話をする際は、必ず他の人も交え、複数で話すようにしましょう。1対1だと後々責任をなすりつけられる可能性大ですが、複数だとさすがにそうはいきません。
誰かから「え?それは違うでしょ」と指摘されたら、さすがの無責任な同僚も言い逃れ不可能です。そのため無責任な同僚とは、1対1で事を進めないよう注意しましょう!
記録に残す
先程もご紹介した通り、無責任な同僚と接する時は、なるべく複数の人を交えたほうが良いです。が、時にはそれが難しい場合もあるでしょう。その際は、きちんと記録に残しておくことをオススメします。
なにしろ相手は無責任な同僚です。「そんなことを言った覚えはない」「○○さんの勘違いじゃないですか?」など、平気で嘘をつく可能性も十分あります。
しかし、会話のやりとりや日時など、様々な事柄をしっかり記録しておけば、言った・言わないのイザコザを防ぐことができます。無責任な同僚に対しては、その都度確たる証拠を残しておくことも大切です!
何度も聞き返す
無責任な同僚は、仕事を丸投げするのが大の得意です。断ることができればそれが一番ですが、中には「頼まれると断れない」という人もいるでしょう。
しかし、しょっちゅう丸投げされてばかりではたまったものじゃありません。そこでオススメな対処法が「何度も聞き返す」です。いつものように仕事を丸投げされたら、何度も
- ココはこれでいいの?
- これってどうなの?
と聞き返してやりましょう。本当は聞かなくてもわかっている、という部分もあえて聞いてください。些細なこと、簡単なこと、なんでもかまいません。
とにかくその都度同僚にしつこく尋ねるのです。すると、さすがの同僚もいい加減ウンザリしてきます。
- 楽をするために丸投げしたのに、むしろ面倒くさい…
- これなら自分でやったほうがよほど楽
などと感じ、もう丸投げをしなくなるでしょう。
失敗の可能性をチラつかせる
無責任な同僚からの頼みごと、「嫌だなあ」と思いつつも、なんだかんだで毎回しっかりこなしてはいませんか?もちろん、丸投げされたものであろうとなかろうと、仕事は仕事です。きちんとこなすのは当然でしょう。
ただ「○○さんは毎回ちゃんとやってくれるから安心」と思わせてしまうと、相手は調子に乗ります。また「失敗した時の責任も全部被ってくれそうだし!」と、都合のいい解釈までするでしょう。
そのため、無責任な同僚から仕事を頼まれたら、事前に失敗の可能性をチラつかせてください。それもふざけてではなく真剣にです。「引き受けるのは構いませんが」と前置きしたうえで
- でも失敗したらあなたも大変ですよねえ…
- これは上手くいくかわからないな~…
などと言ってやりましょう。失敗して責任を背負う…だなんて、無責任な同僚が一番嫌がることです。想像するだけでもぞっとするレベルでしょう。
あなたが真剣に、失敗の可能性・それに伴う責任などを伝えれば、いつもはお気楽な同僚も多少は考えます。
そして「やっぱりやめとく…」となればしめたものです!毎回きっちり二つ返事で引き受ける必要はありません。失敗の可能性をチラつかせておくことも大切です。