普段、ワインばかりを飲んでいる愛好家の方ばかりがワインを飲んでいるわけではありません。ワインは誰が飲んでもいいお酒ですし、オシャレとか気高いとか、そういったことばかりを気にするような飲み物ではないのです。

何を言いたいのか、というとワイン初心者も楽しんで飲み、どんどんワインのある生活を楽しめば良い、ということです。

ここからは、ワインの初心者の方が楽しめる方法、またおすすめの選び方について紹介していきます。ワインは、本当は肩意地張らずに楽しむことができる、カジュアルなお酒です。では、早速行ってみましょう!

①スタッフに任せる

日本のワイン初心者の方がどうしても陥ってしまう落とし穴が、ワインを知らないと恥ずかしいから、ワインショップに購入しにいくことができない、ということです。

その理由としては、ワインを知らないくせにワインを飲む、という行為がスタッフなどワイン業界の人にバカにされるのでは?と、思い込んでしまっているのです。

確かに、ワインを全く知らない状態で、街の酒屋に「ロマネコンティあるっぺか?」などと言えば、間違いなく怪しい人だな、ということにはなるでしょう。

しかし、一般的なワイン初心者の方が、ワインが分からないから…といって来店されてバカにするような業者はいません。

もし、そういったことがあるのであれば、そんなワインショップにはもう行く必要はないでしょう。ワインショップでは、ほとんどの方がソムリエ資格を持っている、ちゃんとした人たちです。

そして、ソムリエの仕事は「ワインを提供するプロ」です。つまり、知識自慢ということでやっているのではなく、ワインを知らないお客さまのために、提案できる能力を持っていることがプロなのです。

そのためか、初心者の方はどんどん自分の好みをソムリエに教えて上げ、選んでもらうところからスタートする、という方法がおすすめです。

逆に、「いいです…」といってはねのけてワインを選ぶ方がずっと失敗率が高まります。ワイン愛好家ほど、ソムリエを使って選んでもらっています。まったく、恥ずべきことではないのです。

②タイプの違うワインを比較飲み

ワインのある生活を楽しむ

ワインの味わいが分からない、難しい、ということを伝える方は少なくありません。その理由は簡単でたまにしか、単体でワインを飲んでいないからです。

要するに、ワインの味わいの差が理解できるようになるには、飲み比べるしかない、ということです。例えば、ワインにはさまざまなタイプが存在しており、そのタイプを知っているだけで、ワインを選ぶ幅が広がると考えられます。

ブルゴーニュ地方はピノノワールというブドウ品種を使用していることから、淡くエレガントで繊細なイチゴを思わせるワインを造ります。

一方、ボルドーはカベルネソーヴィニヨンがメインである、ややボリューム感のあるブレンドされたワインを造ります。この二つの違いをソムリエなどに聞いて揃え、比較しながら飲んでみるのです。

濃いワイン、淡いワインという簡単なところからでも、自分の好みが分かるようになるので、かなりおすすめです。白ワインであっても同様で、シャルドネという定番品種で樽を入れたり、ステンレスタンクを使ったり、いろいろな方法で醸されているものがあります。

ワインショップなどで、同じシャルドネだけれども、醸造方法が違っているものなどを飲み比べれば、ワインがより楽しくなるのではないでしょうか。

③品種で楽しむ

また、前述していますが、カベルネソーヴィニョンやメルロー、ピノノワールなど、黒ブドウ品種でどんなものを使っているのか、ということだけでもどんどん変わってきます。

そういったことを考えると、とにかく品種でワインを選ぶだけで、その楽しみ方の幅が広がってくるのでおすすめです。

フランスの場合、AOCという原産地呼称制度によってブドウ品種が記載されていないワインが多いですが、ニューワールドと呼ばれているアメリカ、ニュージーランドなどであれば、多くは品種名が記載されており、品種別で飲み分けすることが可能です。

そういったことになれば、初心者であってもどういった品種が、どういった味わいを持っているのか、ということが把握できるはずでしょう。恐らく、銘柄を覚えるよりも先に品種を覚えてしまった方が無難です。

日本酒のように、種類が限られているわけではなく、品種で大きく味わいが変わりますし、いろいろな種類のものが存在しています。もちろん、今は品種がたくさんあるワインメーカーもあるので、そういったところで品種別で楽しんでみるのが良いのではないでしょうか。

④金額で選ぶ

ワインを初心者が選ぶ際、金額によって選ぶというのもアリかもしれません。金額というのは、わざわざ数十万円するものを飲め、ということではありません。

まず、平日など、日常使いをするようなワインだった場合は、1000円以下のもので問題はありません。安いワインが美味しくない、ということではなく、安心して飲める誰でも楽しめる味わいに造られている、ということです。

食事に合わせたり、なんとなく飲んだりと、そういった使い方をするだけで凄く良いです。一方、週末や友人たちと遊ぶ時は1本で3000円程度のワインを飲む、ということも意識してもいいでしょう。

シーンや価格によってワインを変化させるのも、初心者がワインを楽しむコツなのです。

ワインは初心者でも楽しめる

ここでは、初心者がワインを楽しむ方法について紹介しました。いろいろ考えず、楽しく飲むことがポイントです。ぜひ、楽しんでみてくださいね。