母性と聞くと女性だけのものと感じがちですが、男性の中にも母性は存在しています。育児に積極的な男性は、子供が産まれた後性欲が低下し、女性が母乳を出す際に出るホルモンである「プロラクチン」が男性側にも増加したりと、母性は確実に存在しています。

母性本能の強い男性との恋愛は

恋愛・結婚にも大きな作用を及ぼしますが、どんな男性が強い母性を持っているのでしょうか。

1.子供好き

女性が妊娠を自覚した時から母性が芽生えますが、男性の母性は子育てに積極的に関わることでしか育ちません。

パートナーである女性が出産直前になると、男性側にも母乳を促す「プロラクチン」が増加し、男性ホルモンであるテストステロンが減少、子供を守り育てたい気持ちの方が大きくなります。

男性の中にある「父性」「母性」が相互作用し、より良い子育てができる訳です。子供好きで子供と遊ぶのが好き、子育て経験のある男性は、母性(父性)も強い可能性大ですよ。

2.父子家庭

父親・母親両方がそろって子育てできるのは理想ですが、父子家庭の場合、父親が主に子供を育てていく必要がある為、自然に母性が強くなっていきます。母性は子供が感じる欲求を受け止め、優しく包み込み守り・育てる、見返りのない愛情、本能的な性質。

一方父性は、子供に忍耐力や社会的ルール・役割・道徳を子供に教えたりと、子供を時に厳しくしつけ、社会の規則・社会性を身に着けさせる役割を持っています。

ただし、自分とは違う性である娘を甘やかすなど、親ばか的な一面を見せるのも父性の大きな特徴です。男手ひとつで悪戦苦闘し、子供を育てている男性は父性の他に母性も強いので、厳しいながらも愛情深い人は母性を持っている人ですよ。

3.ペットを飼ってる

母性の強い男

今まで育児経験のない男性でも、ペットを飼っており、家族だと感じている場合、ペットに愛情を感じており、育てているうちに母性も湧きやすくなります。

特にペットが赤ちゃんの頃から大切に育てていれば、より強く愛情を感じますし、ペットの多くは歳を取っても自分よりも小さいので、いつまで経っても赤ちゃん扱いしてしまいがち。

飼い主がないと生きられない為、守れるのは自分しかいない!と強く感じやすく、より母性が湧きやすくなります。

ただしただ飼っているだけで、食事やトイレの世話もしない、だた自宅にいる時だけ甘やかすだけの状態ではなく、しっかり世話をしている人でないと、母性は芽生えません。

Twitterやインスタにしょっちゅうペットの写真・動画をUPしているような男性は、母性が強い可能性が高いですよ。

4.尽くす恋愛が好き

尽くされるより尽くす恋愛が好きな人も、母性の強い男性の特徴。母性本能は相手に尽くす本能ですから、好きな相手に尽くし受け入れてあげたい、優しく受け止めてあげたいと感じます。

一緒にいて安らぎを感じられるので、多くの人々から受け入れられますから、男女共に友達が多いもの。優しい態度に引き寄せられ、好意や恋愛感情を感じるので、よく声をかけられる、誘われることもありますが、好きになった相手を一途に愛し続けるので、浮気や二股は少ないでしょう。

ただし優しく接し、甘やかすだけではなく時にはきびしく叱ることもありますが、逆に尽くすだけ尽くし続け、甘やかすことで自尊心だけが大きいモンスター彼女を作り出してしまう可能性も・・・

5.中性的である

最近では中性的な男性がモテる傾向が強いですが、そのせいか最近では男性ホルモンが少ない男性が増えてきています。

男性ホルモンはどんな男性にもありますが、一般的に草食系と言われる男性は、男性ホルモン少なく、男らしさや性的な要素を求めない、似たような雰囲気の相手と親しくなります。

以前は男らしさを重要視し、強くてたくましい男性が女性にもてはやされ、細くて白い中性的な男性は軟弱者とされていましたが、今では中性的な男性の方がもてはやされる時代。

強い男性より中性的な男性の方が一緒にいて癒される、そう感じる女性が増えてきており、中性的な男性不思議な雰囲気を感じさせますから、同じ価値観を持った女性にモテます。

6.無償で愛する事ができる

人が仕事をするのは収入を得て生活する為ですよね?通常自分の得になることでないと、人は自ら動こうとしないものです。

ところが母性の強い男性は

無償で誰かの世話をしても嫌がりませんし、時として自ら進んで行動したがるもの。もちろん男女共に何もしないままでは母性も育ちませんし、元々誰にでも備わっているものではありません。ですが他人を思いやり、優しさを示し続けたりと、愛情を向けることで育てられます。

7.闘争心が薄い

男性ホルモンである「テストステロン」は力強さや筋肉・闘争心を生み出すホルモン。ところが母性が強い男性は、闘争心むき出しで周囲の男達と争うこともなく、平穏と安らぎの方を選びます。

男は強くたくましく、女性を強く引っ張っていくのが理想の男性像だとされてきましたが、求められる男性のタイプが多様化しています。男性ホルモンが強いと闘争心が芽生えやすく、どうしてもケンカなどの暴力的衝動も強くなりがち。

一方男性ホルモンが少なく、母性的な面が強い男性の場合、余計な争いを好みません。母性は自分の愛する人を慈しみ・守り抜くものですから、母性の強い男性は無用な争いを起こさず、必要な時しか起こったりしないものです。

自分や恋人・周囲の人々をバカにしたり、傷付けるような言動をされない限りなるべくケンカは避ける傾向が強いので、人によっては弱い男・腰抜け扱いされることもあります。男性同士では特に、母性の強い男性はバカにされがちですが、女性はモテる傾向が強いです。