男女問わずお付き合いする相手には「優しさ」を求めるものですが、本当に強く優しい人を見分けるのは本当に難しいもの。特に女性の場合、下心のある男性が優しいからと身を任せたものの、その後音信不通になるような事態に発展しかねませんよね?
本当に強く優しい人は
うわべだけ優しい人は沢山いますが、本当に強く優しい人はそういません。それでは見極めが難しい本当に強い優しい人は、どんな特徴を持っているのでしょうか?
1.見返を求めない
誰だって損をしたくない、何かをしたらそれ相応の見返を求めてしまうものです。本当に強い優しい人は、自分が得しない状況でも人が困っていれば、手を差し伸べてくれます。
強くて心が優しい人は、困っている人がいれば見捨てられず、思わず助けてしまいますから、頭の中で考える間もなく身体が動き、損得を計算する間もありません。
損得勘定でしか気持ちが動かされない人からすれば「損するのにバカじゃない?」と笑われたとしても、実際に助けられ感謝できるのは、見返を求めてこない相手のはずです。
人はとっさの行動に「素の自分」が見えてしまうものですから、急なトラブルの時手助けしてくれる人こそ、本当に強い優しい人な可能性大ですよ。
2.他人の弱さに付け込まない

策略家な人ほど相手の弱みに付け込み、自分がやりたくないことを押し付けようとしますが、本当に強く優しい人は、他人の弱さに付け込むようなやり方はしません。
恋愛テクとしてよくあるのが、相手が何かの理由で落ち込んでいる時、わざと優しくして好意を持たせようとする方法ですが、少々ずるいやり方ですよね?
もちろん好きな人を手に入れるなら、この程度のやり方は当たり前なのでしょうが、強く優しい人は他人の弱さに付け込まず、問題が解決できるようサポートします。
弱っているから優しくする、ただ優しくなぐさめてくれるだけで、具体的にサポートするなどの手助けがない場合、弱さに付け込もうとしているだけの可能性も?
3.負担にならないよう優しくする
優しいだけの人は、ただ優しくするだけですが、本当に強い優しい人は優しくしたい対象の負担にならないような気づかいを見せるもの。
分かりやすい優しさは、ずっと優しくし続けることで相手の心の負担になり、小さな罪悪感を積み重ねていくうちに、一緒にいるのすら苦しくなったりと、余計な負担を強いる事態になってしまいます。
もっと悪い事態の場合、優しくされることに甘え切ってしまい、優しくしてくれる人を傷付けても平気な人間になってしまうことも、珍しくありません。
本当に強い優しい人は
変なプレッシャーを感じさせないよう、相手に気づかいつつ優しくできますし、相手によくないと感じた時には、言うべきことをはっきり伝えてきます。
誰しも耳が痛いことを言いたくありませんが、相手の為だと感じれば、小言もしっかり言うような人は強く優しい人ですよ。
4.心の傷を負った経験がある
過去に大きく傷付いた経験がある人は、本当に強く優しい人な可能性大。
小さな傷を受けた時、即座に文句を言い合う程度なら、それほど大きな傷ではありませんが、金銭的な問題・親友に裏切られた・親が亡くなる・犯罪被害者になるような心の傷は、そう簡単に克服できません。
過去に大きく傷付き、なげき苦しんだ経験があるからこそ、他人の苦しみ・悲しみが理解できます。
本当に強く心が優しい人は
傷付けると知りながら不用意な言葉をぶつけたりはしませんし、傷付いている人をなぐさめてくれます。
5.弱い人を守る
自分より弱いと感じると、集団でいじめ・からかうような人々がいますが、本当に強く優しい人は弱い人を守ります。いじめはストレス発散などが主な理由です。
周囲から弱いと認知された人は、どこに行ってもいじめられますが、強い人はそんな人々に加担しません。弱い人の話を聞き、なぐさめ時には叱ったりと、相手の為になるようなことしかしないのも特徴です。
6.明るくおおらかで芯が強い
本当に強い人は明るくおおらかで芯が強く、そして優しい気持ちを持っています。いつも明るくニコニコしているので
- 一緒にいる人も思わず楽しい気持ちにさせてくれます。
- 性格もおおらかで多少の出来事では怒りません
- 自分の悲しみをぶつける事もせずに優しいオーラで包み込んでくれる
ただ優しいだけでなく、理不尽なことをされた時には堂々と抗議したりと、芯の強さも持っていますし、どんな時でも明るい態度を崩しません。
7.常に平等に接する
人によって態度をコロコロ変えることなく、常に平等に接することができるのも、本当に強い優しい人の特徴。
- 自分の有利になるよう
- 上司にはおべっかを使い
- 部下には威張り散らす
今は優しくとも不利になれば冷たく突き放してきます。本当に強い優しい人は、どんな人にも常に平等に接するので、周囲の友達からも不満もありません。
8.他人の悪口を言わない
女子会の時一番居盛り上がる話題は、共通の友達・知人、仕事などの悪口ですが、本当に強く優しい人は、他人の悪口は言いません。
心の内側に溜まるモヤモヤは即座に吐き出した方が、精神衛生上楽なような気がしますが、人の悪口を言うと、まるで自分が悪口を言われた時と同じだと脳が感じます。
脳は「主語」を理解できませんから、他人への悪口を自分自身に向けていると判断すれば、無意識に自分を傷付けている状態になります。
悪口を言えば言うほど自らを傷付けているのですから、自己嫌悪やイライラが収まらないどころか、ヒートアップし攻撃的になれば、ますます自分を傷付け精神的にも悪化、より悪口を言いたくなり、自分を止められません。
強く優しい人は他人の悪口を言うどころか、逆に相手の良い所をほめますし、脳にとっても相手をほめることは、自分をほめているのと同じ状況になりますから、自尊心も高まります。