韓国でハンバーガー店といえば、マクドナルド、ロッテリア、それにバーガーキングが有名ですが、ここ数年の間で手作りのハンバーガーショップが増えています。
その中でも、最近インスタや口コミで広がり注目を集めている手作りハンバーガーショップが韓国にあるんです。ソウルで1号店がオープンして以来、週末はいつでも行列ができて1時間待ちも珍しくありません。
去年、3店舗目がソウルの蚕室（チャムシル）にオープンしたので、今回は蚕室店に行ってみました！では「DOWN TOWNER（ダウンタウナー）」の魅力について、たっぷりとご紹介したいと思います。
目次
「DOWN TOWNER（ダウンタウナー）」とはどんなお店？
まだ30代半ばの若い韓国人男性が、自らの経験とアイディアを駆使してオープンさせた手作りハンバーガーショップが「DOWN TOWNER（ダウンタウナー）」です。DOWN TOWNERの社長のインタビュー記事によると、韓国人の社長は中学生から大学生までの16年間をアメリカで過ごし、アメリカ各地の有名なハンバーガーショップを渡り歩きました。
自国に戻り、韓国にある手作りハンバーガーショップに行くと、周りの人たちがフォークとナイフでハンバーガーを食べている様子に衝撃を受け、手で持って食べられるハンバーガーの形を開発したのだそう。オシャレな黒と白のストライプの包装紙やインテリア、ロゴなどは、社長の奥様のアイディアで設計されたというから驚きです。
さらに社長は、アメリカ人がブランチにアボガドトーストを好んで食べることからヒントを得てアボガドバーガーを開発しました。最近特に若い人たちが意識している健康志向とマッチして、アボガドバーガーは看板メニューと呼べるほど人気になりました。
では韓国の蚕室にある「DOWN TOWNER（ダウンタウナー）」は、どんなお店でどんな商品が売られているかを、さっそく見ていきましょう。
お店の雰囲気はまさにアメリカのダウンタウン！
お店は大通りから一本中に入った路地の角にあります。店の外観だけ見てもアメリカンな感じ。青と白のネオンが光る看板が黒い壁に映えてステキです。今回は開店時間ピッタリに行ったので店の外には人がいませんが、お店の外は寒くないように仕切りが設けられていて、人が並べるようになっています。
店内のインテリアも青と白がベースになっていて、とってもオシャレ。カウンターの中はオープンキッチンになっていて、黒いトレーナーを着て、黒いキャップをかぶったスタッフさんたちがキッチンで大勢働いていました。
DOWN TOWNERのメニューや価格は？
お店に入って席を確保したら店員さんから細長いメニュー表が渡されます。メニュー表も英語で書かれていてアメリカチックです。ハンバーガーの種類は全部で６種類。
- チーズバーガー 6800ウォン
- ダブルダブルバーガー 9800ウォン
- ベーコンチーズバーガー 7800ウォン
- ダブルベーコンバーガー 11800ウォン
- アボガドバーガー 9300ウォン
- ハッシュブラウンバーガー 8800ウォン
ほとんどの人がハンバーガーと一緒に注文するのがフライドポテト！ポテトの種類はオリジナルの他、チーズがかかっているものやガーリックバターが人気です。
ドリンクメニューには、色々な種類のビール、それに炭酸飲料などがあります。こちらのお店はセットメニューはなく、全て単品で注文しなければならないので注意してくださいね。
ハンバーガーを食べた感想は？
アボガドバーガー
ダブルバーガー
今回は人気メニューであるアボガドバーガーとベーコンチーズバーガー、それにチーズがのったフライドポテトを注文してみました。アボガドバーガーは、もうビジュアルだけ見ても美味しそう！インスタ映え間違いなしの商品です！
アボガドバーガーを食べてみた感想ですが、一口食べた瞬間に「今まで食べたどのハンバーガーよりも美味しい！！」と感じるくらい衝撃の旨さでした。メニューにも書いてある100％ビーフのパテはとってもジューシー。新鮮で程よい口溶けのアボガドがお肉とマッチしていて新食感が味わえます。
そして、もう1つ感動したのがお肉を挟むバンズ！3年がかりで研究されたというバンズは白ごまがたっぷりとまぶしてあり香ばしさをプラス。バンズはこんがり焼いてあるのでサクッとした食感とふわっとした食感の両方が楽しめます。バンズにほんのり甘さがあるので、パテの塩気との絶妙なバランスが最高でした。
ハンバーガーの大きさはこじんまりして見えますが、女性ならお腹いっぱいになるくらい食べ応えがあります。ダブルダブルバーガーはずっしり重く男性向き。2人で行くならハンバーガー1つずつとフライドポテトは1つで十分です。
「 DOWN TOWNER（ダウンタウナー）」蚕室店はどこにある？
9号線の「ソンパナル駅」の1番出口を出てまっすぐ歩き、一つ目の路地を右に曲がると左手角にお店が見えます。蚕室店が行きづらい場合は、チョンダム洞とハンナム洞にもDOWN TOWNERがあります。行きやすいお店に訪問してください。ランチの時間や週末は並ぶことも予想されるので時間をずらすか、時間に余裕を持って行ってみてください。
韓国のハンバーガーショップ（ダウンタウナー）は
DOWN TOWNER（ダウンタウナー）の魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたか？韓国に来てハンバーガー？！と思うかも知れませんが、ニューヨーカーの口を唸らせるほどの味の手作りハンバーガーを是非試してみてください！