会社で働いている時にありがちなことといえば、「上司からの八つ当たり」です。何もしていないのに突然怒られるだなんて、あまりにも理不尽すぎます。

もちろん、上司だって人間ですから、時には虫の居所が悪い時だってあるでしょう。しかしそのイライラを周囲にぶつけるのは言語道断です!

そんな困った八つ当たり上司には

どう対応すればいいのでしょうか?今回は、職場の上司から八つ当たりされた時の対処法を3つご紹介します。

グッとこらえてひとまず謝る

職場の上司から八つ当たりされれば、誰だってイライラします。「何もミスなんて犯していないのに、なんでこんな目に遭わなければならないの?」そんな腹立たしさでいっぱいになるでしょう。

しかし、その怒りにまかせてキレてしまうのはNGです。あなたが怒りを爆発させることで、上司がさらにエキサイトするからです。これではもっと状況が悪化してしまいます。

上司に八つ当たりされた時は

職場の上司から八つ当たりされた

腹立たしさをグッとこらえて、ひとまず謝っておきましょう。部下に八つ当たりをするような上司は、精神的に未熟と言えます。年を重ね、大人として仕事をしていますが、中身は子供同然なのです。

そんな幼稚さ全開の八つ当たり上司には、文句を言っても効き目ゼロです。しかし、あなたが折れてあげれば、それだけで満足して徐々に落ち着きます。

いわば泣きわめく子供に対し、大人が「ハイハイ、わかったわかった」となだめるようなイメージです。「ここでキレたら上司と同レベルだな」と考え、ひとまず謝っておきましょう。

後でハッキリ不満を伝える

八つ当たりされた瞬間に言い返すと、上司の方はますますイライラします。たとえそれが正論であっても、上司は一切認めません。それどころか「部下のくせに生意気言うな!」といった具合で、さらにヒートアップするのです。

  • 少しは聞く耳を持ってほしい
  • 八つ当たりする自分が悪いくせに

などなど、部下としては様々な憤りを感じるものでしょう。ただ、上司の中には、後々「ちょっと言い過ぎたかな」と反省するタイプもいます。こういった上司は、時間が経ってから謝罪をしてくることもあります。

もちろん部下からすれば、八つ当たりをしてくる時点でダメ上司と言えるでしょう。しかし、多少なりとも反省心があるとわかれば、若干印象は変わるものです。そのため、こうしたタイプの八つ当たり上司には、後でハッキリ不満を伝えることが有効です。

上司の怒りがおさまり、通常モードになったところで、「八つ当たりされると困ってしまう」という気持ちを伝えてみてください。八つ当たり真っ最中の時だと聞き入れてもらえませんが、冷静になってからならちゃんと聞いてもらえるでしょう。

なるべく関わらない

上司からの八つ当たりが止まらない場合、一番良いのは「なるべく関わらないこと」です。上司がイライラし始めたら、すかさずその場から離れましょう。あーだこーだイロイロ言われても、「仕事に集中するあまり聞こえない」という姿勢をとればOKです。

毎回上司からの八つ当たりを真正面から受け止めていたら、どんどんストレスが溜まってしまいます。だからといって、言い返して逆ギレされるのも困りものです。となると、なるべく関わらないのが一番なわけです。

もちろん、仕事の話や挨拶など、基本的なことは普通にこなしてください。必要最低限のやりとりをきちんと行ったうえで、なるべく関わらないようにすること!なんだかんだでこれが一番の対処法と言えそうです。

そして八つ当たり上司のことは気にせず、目の前の仕事にだけ集中してください。「あなたのくだらない八つ当たりなんかにかまっていられない!」くらいに考え、目一杯仕事を頑張っちゃいましょう。