「いや今回は手を抜いたから」。そんな台詞が口癖のである本気を出してないアピールをする男性っていますよね。こうしてどこかひねくれていると、どう接して良いか分からないででしょう。

本気出してないアピール男は何故本気を出してないアピールをするのでしょうか?男で本気を出してないアピールをする人の特徴や心理を紹介していきます。

①できない自分を隠したい

本気を出してないアピールする男

「俺はまだ本気を出してないだけだから」。なんて言って格好をつけたつもりになっている男性は、できない自分を隠したいという気持ちがあります。日本では何かをできないことは恥ずかしいという風潮があるでしょう。

小学生の頃などは走るタイムが遅いと「本気出せばもっと速い」という人が多かったはずです。人は誰しも恥ずかしい思いをしたくないため、できない自分を隠そうとします。しかし今回のテーマである本気を出してないアピールをする男性は、どちらかといえば隠すのが下手くそなのです。

何も言わなければ気付かれないようなミスでも「本気を出せば良かった」と言ってしまいます。場面にもよりますが、別に失敗をしたとしても恥ずかしいなんてことはありません。むしろ「本気を出してない」と言ってしまう方が周りに与える印象が悪いのです。

その部分に気がつけていないのが本気を出してないアピールをする男性。彼らは自分が貶されるのを恐れているので、ミスをした時はそっとしておくのが一番でしょう。仮に「そんなこともできないんだ」と煽ってしまうと、より一層アピールが酷くなるかもしれません。

②実は本気でやってる

最初に紹介した特徴に通じる部分がありますが、人は競争心を持っています。いわゆる負けず嫌いというやつです。負けてしまうのはどこか恥ずかしい、という認識がある人こそ本気を出してないアピールをします。

しかし実は本気でやって負けているのです。全力を尽くしても勝てなかったというのは清々しいものですが、彼らはその部分が分かっていません。ミスや敗北は恥ずかしいこと、という認識が強いのです。

そのため「まだ本気を出してない」と言い、自分を守っているのです。確かに本気でやって勝てない、できないというのはショックな話。ですが人は失敗から学ぶことが山ほどあります。それを認めていないので、本気を出してない人は成長できていないのかもしれません。

③努力家

本気を出してないアピールをする男性の中には、自分がしていることが良くないと分かっている方もいます。そんな人はとにかく努力家です。もう二度とミスや敗北はしない!という意志の元、ひたすら頑張ります。

それこそ本気を出して努力をするため、ものすごいスピードで成長していきます。負けてしまい「本気を出してない」と言い訳をして終わる人に比べれば、人間的な魅力が詰まっているでしょう。

しかし努力をした結果再び負けてしまうとさらにアピールが大きくなるケースもあります。ひたむきに頑張る姿は格好良いかもしれませんが、どことなく残念な印象になるでしょう。

④本気を出すのがダサい

中学生くらいになると、本気を出して勉強をするのがダサい!みたいな思考を持つ人達が現れます。少しやんちゃをしていた人なら「あの頃が懐かしい」と感じるでしょう。しかし人は子供の頃に身に付けた考え方が案外抜けないもの。

まだ本気を出してないアピールをする男性は「本気で何かをするのがダサい」と思ったままなのです。「手を抜いている俺ってカッコいい」と考えており、何事もテキトーにやってしまいます。

こちらは本当に本気を出してないタイプです。しかし彼らはやればできることが多いため、ピンチになると行動力は対応力が発揮されます。また、自分が興味のある分野に関しては本気になるため、プライベートは充実している方が多いです。

手を抜くのがカッコいいと思っている部分は少しネックかもしれませんが、一緒にいると何だかんだ楽しいかもしれません。

⑤打たれ弱い

自分のミスや失敗を素直に受け入れるのにはメンタルの強さが大切です。だからこそ自分の弱い部分と向き合っている人は強くて頼りがいがあるのでしょう。一方まだ本気を出してないとアピールする男性は打たれ弱い傾向にあります。

できない自分を認めるのが嫌で「本気を出してないだけ」と自分を正当化します。そうすればできないのではなく、やらないだけという言い訳ができるようになるのです。このことから本気を出してないアピールをする男性はメンタルが弱いことが分かります。

彼らは自分ができない人間になるのが嫌で、ミスを受け入れると折れてしまいます。また、男性は変にプライドが高い傾向にあるため、誰かから指摘されるとイライラしてしまうもの。本気を出してないアピールをする男性はどこか接しにくい部分があるでしょう。

ですが彼らだってずっと成長しないわけではありません。自分のダメなところは分かっています。周りからとやかく言うと「分かってるよ!」と逆ギレされてしまうので、本人のスピードでミスを消化していくのを見守るのが良いかもしれません。

本気を出してないアピールする男性には慎重に接しよう

本気を出してないアピールをしてしまう男性は、心の中でさまざまなものを抱えています。できない自分との葛藤や恥ずかしい思いはしたくない!という恐れ。しかしそれは本人が一番分かっていることです。

周りから「本気を出してないだけなんて格好悪い!」と言ってしまうと、逆にもっと歪んでしまうかもしれません。さらに面倒な人になってしまう可能性もあるので得策ではないでしょう。接する時はなるべく慎重になり、相手のメンタルを傷つけたり成長を邪魔したりしないよう心掛けましょう。